りくりゅう愛用の山一ハガネ製ブレード(刃)!世界を制する国産技術

フィギュアスケートのペア競技で世界を舞台に活躍する三浦璃来選手と木原龍一選手の「りくりゅう」ペアは、多くのファンを魅了しています。

彼らの足元を支え、繊細かつダイナミックな演技を可能にしているのが、日本が誇るものづくりの技術が詰まった特製のブレードです。

愛知県の企業が手掛けるこの魔法の刃には、従来のスケート靴の常識を覆す驚きのこだわりと情熱が隠されています。

この記事でわかること

・世界トップレベルのペアが選んだブレードの画期的な構造

・精密加工のプロフェッショナル集団である山一ハガネの実力

・選手を悩ませていた過去のトラブルを解決した独自の技術力

・開発者とアスリートが二人三脚で歩んできた信頼の物語

目次

りくりゅうが信頼を寄せる山一ハガネのブレード(刃)が持つ驚異の秘密

りくりゅうペアの足元を支えるブレードは、一般的なスケート靴の刃とは全く異なる製法で作られています。

多くのフィギュアスケーターが使用するブレードは、複数の部品を溶接やロウ付けによって組み合わせて作られるのが一般的です。

しかし、彼らが使用しているのは、金属の塊から一つの形を削り出す「一体成型」という非常に高度な手法で製造されています。

この製法こそが、氷上での異次元の安定感と、選手が求める繊細な感覚をダイレクトに伝える鍵となっています。

継ぎ目のない一体成型がもたらす圧倒的な強度と安定感

山一ハガネが提供するブレードの最大の特徴は、ボルトを通す台座から氷に接する刃先までが、一つの鋼材から削り出されている点です。

従来の組み立て式ブレードでは、激しいジャンプの着氷やペア特有の激しい動きの中で、接合部にわずかな歪みが生じたり、最悪の場合は破断したりするリスクがありました。

一体成型にすることで、構造的な弱点が排除され、極限の状態でも折れることのない圧倒的な強度を実現しています。

また、部品同士の継ぎ目がないため、氷からの振動が変質することなく選手の足裏に伝わり、エッジの細かなコントロールが容易になるというメリットもあります。

職人の勘を数値化した超精密な設計と加工技術

このブレードの凄さは、目に見えないミクロン単位の精度にあります。

これまでのブレード作りは職人の手作業に頼る部分が大きく、同じ製品であっても個体差が生じることが避けられませんでした。

山一ハガネは、長年培ってきた工作機械の制御技術を駆使し、設計図通りの形状を完全に再現するデジタル化に成功しています。

これにより、もしブレードを交換することになっても、以前と全く同じ感覚で滑ることができるという、アスリートにとって最大の安心感を提供しています。

感覚の世界であったスケートの刃を、科学と技術の力で最高峰の道具へと進化させたのです。

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世界の頂点を極める技術!ブレード(刃)を提供する山一ハガネの正体

りくりゅうの活躍を陰で支える山一ハガネは、愛知県名古屋市に本社を置く、金属材料と精密加工のスペシャリスト企業です。

もともとは特殊鋼の販売からスタートし、現在では自動車産業や航空宇宙産業など、極めて高い精度が要求される分野で信頼を得ています。

なぜ、一見すると無縁に思えるスケートの世界に参入したのか、そこには日本のものづくりに対する強い誇りがありました。

彼らが持つ「鋼(はがね)」への深い造詣と、最新の加工設備が組み合わさることで、世界一のブレードが誕生したのです。

特殊鋼のプロが選ぶ最高の素材と熱処理のこだわり

山一ハガネは、材料となる鋼そのものの選定から一切の妥協を許しません。

スケートのブレードには、硬さと粘り強さという相反する性質が求められます。

氷をしっかりと捉える硬さがありながら、衝撃を吸収し、折れにくい柔軟性を持たせるために、独自の熱処理プロセスを導入しています。

鋼の組織を分子レベルで最適化することで、研ぎたての切れ味が長く続き、なおかつ過酷な使用にも耐えうる理想的な刃が完成しました。

こうした材料に対する深い知見は、素材商社としての歴史を持つ同社ならではの強みと言えます。

自動車産業で培われた「一品一様」のカスタマイズ対応

山一ハガネが拠点とする東海地方は、世界的な自動車メーカーが集結する地域であり、同社はその厳しい要求に応え続けてきました。

大量生産品とは異なり、個々の選手の癖や好みに合わせた微調整を行う「カスタマイズ能力」も、彼らの大きな武器です。

木原選手や三浦選手のフィードバックを即座に設計に反映し、ミリ単位で形状を変更する柔軟な対応力を持っています。

一つのパーツに対して徹底的に向き合い、最高のパフォーマンスを引き出そうとする姿勢は、まさに日本のクラフトマンシップの象徴です。

アスリートの要望を的確に形にする技術力こそが、海外製ブレードが主流だったスケート界に一石を投じることとなりました。

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りくりゅうと山一ハガネが歩んだブレード(刃)開発の軌跡と信頼関係

二人の物語において、山一ハガネとの出会いは運命的なものでした。

特に木原選手は、過去に海外製のブレードが練習中や試合中に破損するという深刻なトラブルを何度も経験しており、道具に対する不安を抱えていました。

「滑っている最中に刃が折れるかもしれない」という恐怖心は、トップアスリートにとって大きな精神的障壁となります。

その不安を払拭し、競技に100パーセント集中できる環境を作ったのが、山一ハガネの技術者たちの熱意でした。

絶体絶命のピンチから生まれた国産ブレードへの転換

木原選手が山一ハガネのブレードを使用し始めたきっかけは、まさに道具のトラブルに直面していた時期でした。

激しいツイストリフトやスローの見せ場があるペア競技では、ブレードにかかる負荷はシングルの比ではありません。

従来の製品では耐えきれず、頻繁に交換を余儀なくされていた状況を救ったのが、地元愛知の企業による挑戦でした。

最初に試作品を手にした際、その精度の高さと足に吸い付くような感覚に、木原選手は驚きを隠せなかったといいます。

そこから、二人の意見を細かくヒアリングし、改良を重ねる日々が始まりました。

現場の声を形にする技術者との深いコミュニケーション

山一ハガネのエンジニアたちは、リンクに足を運び、選手たちが滑る様子を直接観察することを大切にしています。

選手の「もう少しだけエッジを深く使いたい」「滑り出しの感覚を軽くしたい」といった抽象的な表現を、具体的な数値へと落とし込んでいきました。

ただ作るだけでなく、選手と共に戦うパートナーとして、常に最適な状態を追求し続けています。

この密接なコミュニケーションがあったからこそ、北京オリンピックや世界選手権での快挙を支える「最強の武器」が磨き上げられました。

りくりゅうのメダルには、銀盤の上で戦う二人だけでなく、工場で旋盤を動かす技術者たちの思いも刻まれているのです。

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まとめ:りくりゅう愛用の山一ハガネ製ブレード(刃)!世界を制する国産技術

・金属の塊から削り出す一体成型により圧倒的な強度を実現

・溶接箇所がないため、氷の振動が正確に足裏へ伝わる

・愛知県名古屋市に拠点を置く精密加工のプロ集団が製造

・特殊鋼の選定から熱処理まで自社で徹底管理している

・個体差がほとんどなく、常に同じ品質の刃を提供可能

・木原選手のブレード破損トラブルをきっかけに開発がスタート

・航空宇宙産業レベルの超精密な加工技術を応用

・選手の細かな感覚を数値化して設計に反映する柔軟性

・海外製が主流だった市場に「メイドインジャパン」で挑戦

・りくりゅうの安心感と自信を支える精神的な柱となっている

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