2025年8月、神戸市中央区のマンションで女性が殺害された事件で、谷本将志容疑者が逮捕されました。
報道が過熱する中、容疑者がどのような人生を歩んできたのか、その生い立ちに関心が集まっています。
谷本将志の生い立ち-複雑な家庭環境と孤独
谷本将志容疑者のこれまでの人生は、決して平坦なものではなかったようです。
報道によると、その背景には複雑な家庭環境がありました。
両親の離婚と父子家庭
谷本容疑者は一人っ子として生まれましたが、幼い頃に両親が離婚。
その後は父親に引き取られ、父子家庭で育ったとされています。
同級生からは「寂しさを抱えていたのではないか」との声もあり、孤独を抱えながら成長してきた可能性がうかがえます。
家庭環境の影響からか、自身は温かい家庭を築きたいという願望が人一倍強かったといわれています。
父親と祖母の介護
谷本容疑者にさらなる重圧がのしかかります。
3年ほど前、60代の父親が認知症を発症し、施設に入所。
さらに、母方の祖母も認知症となり、容疑者が介護を担うようになったと報じられています。
家族の介護という精神的・物理的な負担が、彼の生活に大きな影響を与えていたことは想像に難くありません。
谷本将志の人物像-二面性と過去のストーカー事件
谷本容疑者を知る人々の証言からは、彼の持つ二面性が浮かび上がってきます。
普段の姿と、事件を引き起こした人物像との間には大きな隔たりがあるようです。
勤務先での評判と借金
谷本容疑者は事件当時、東京都新宿区の会社でドライバーとして勤務していました。
社長によると、勤務態度は真面目で明るく、顧客からの評判も良かったといいます。
会社の寮で生活し、トラブルを起こすこともありませんでした。
その一方で、両親の入院費などを理由に給料を前借りすることがあり、社長に対して「300万円くらいの借金がある」と話していたことも明らかになっています。
また、以前神戸市内の建築関連会社で働いていた頃を知る人物は、「猪突猛進タイプで、一つのことにまっすぐ向かうと他が見えなくなる性格」と振り返っています。
3年前に起きた類似事件

今回の事件が社会に大きな衝撃を与えた理由の一つに、谷本容疑者に類似した事件での逮捕歴があったことが挙げられます。
2022年5月、谷本容疑者は神戸市中央区で当時23歳の別の女性宅に侵入し、首を絞めて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されていました(その後、傷害罪で起訴)。
この事件でも、オートロックのマンションで待ち伏せし、住民の帰宅時に侵入するという手口が共通しています。
神戸市で起きた事件の概要
2025年8月20日、谷本容疑者は神戸市中央区のマンションで、住人である会社員の片山恵さん(24)を刃物で殺害した疑いが持たれています。
事件の概要は以下の通りです。
- 片山さんがマンションのエントランスを開けた直後、容疑者が背後から侵入。
- エレベーター内で片山さんを襲撃。
- 容疑者は犯行後、新幹線で東京方面へ逃走。
- 2日後の22日、東京都奥多摩町で身柄を確保され、逮捕。
捜査に対し、容疑者は「ナイフでお腹の辺りを刺したことに間違いない」と容疑を認める一方、「殺意を持っていたかは分からない」という趣旨の供述をしています。
被害者の片山さんの親族は「(容疑者に)全く見当がつかない」と話しており、二人の関係性や事件に至った動機については、現在も捜査が続けられています。
まとめ
今回明らかになった情報をまとめます。
- 谷本将志容疑者は神戸市の女性殺害事件で逮捕されました。
- 3年前にも別の女性に対するストーカー・傷害事件で逮捕歴がありました。
- 生い立ちは両親の離婚や父子家庭など、複雑な環境で育ったと報じられています。
- 父親と祖母が相次いで認知症になり、介護の負担を抱えていた側面もあります。
- 勤務先では真面目と評される一方、借金を抱え、一つのことに執着する性格も指摘されています。

動機解明に向け、今後の捜査の進展を見守りたいと思います。











