自民党の有力政治家である高市早苗さんが再婚した事実は、多くの人々の関心を集めています。
そのお相手は、元夫で同じく政治家であった山本拓氏です。
一度は袂を分かった二人が、なぜ再び結ばれることになったのか、その軌跡を辿ります。
高市早苗の再婚相手は元夫・山本拓氏

2021年12月、高市早苗さんが再婚したとの情報が報じられました。
一度離婚した夫婦が再び結ばれるという、いわゆる「元サヤ」の関係であり、永田町でも大きな話題となりました。
結婚から離婚、そして再婚への道のり
二人の関係性を時系列で見ていくと、その特殊な背景が浮かび上がってきます。
年月 | 出来事 |
2004年9月 | 高市早苗さんと山本拓氏が結婚。当時、高市氏は選挙に落選中だった。 |
2017年7月 | 13年間の結婚生活の末、離婚を発表。 |
2021年12月 | 再婚。山本拓氏が高市姓になる。 |
最初の結婚は、高市氏が2003年の衆議院選挙で落選し、苦しい時期を過ごしていた最中のことでした。
その後、二人は「政界のおしどり夫婦」として知られるようになりますが、13年後に離婚という決断を下します。
そして、離婚から約4年半後、二人は再び籍を入れました。
この復縁の大きなきっかけとなったのが、2021年10月の衆議院選挙で山本拓氏が落選したことでした。
これにより、かつての離婚理由であった「政治的スタンスの違い」という障壁が取り除かれたのです。
離婚の本当の理由

2017年の離婚時、公式な理由として「お互いの政治的スタンスの違い」が挙げられました。
具体的には、夫婦でありながら異なる政治家を支持するなど、家の中でも政治的な緊張関係があったとされています。
しかし、より深い要因として、夫婦間の「格差」があったと報じられています。
高市さんが大臣や党の要職を歴任しキャリアを重ねていく一方で、山本氏の立場には大きな変化がありませんでした。
山本氏から「ずっと我慢してきた」と離婚を切り出されたと高市さん自身が語っており、政治家である夫としての葛藤が限界に達したことが、別れの直接的な原因となったようです。
しかし、性格の不一致が理由ではなかったため、離婚後も二人の関係は良好に続いていました。
再婚相手・山本拓氏との馴れ初めから現在まで
一度は別々の道を歩むことになった二人ですが、その出会いは10年以上前に遡ります。
当初は互いに良い印象を持っていなかったという二人が、どのようにして結婚に至ったのでしょうか。
苦手な相手から結婚相手へ
二人の出会いは1994年、当時結成された政策集団「自由党」に高市さんが参加したことがきっかけでした。
しかし、高市さんは当初、山本氏に対して「無愛想で苦手な相手」という印象を抱いていたといいます。
その関係が大きく変わったのが、前述した2003年の選挙落選でした。
高市さんが大変な時期を過ごす中、山本氏から「力になれることが有れば遠慮なく言って下さい」と温かい励ましの電話が入ります。
さらに、高市さんの秘書だった弟を自身の事務所で受け入れるなど、具体的な支援を申し出たことで、高市さんの印象は「親切な人」へと変わっていきました。
そして2004年6月、山本氏から
と突然のプロポーズ。
長年プロポーズなどされていなかった高市さんは、驚きつつも嬉しく感じ、1週間後には承諾の返事をしました。
再婚で「高市拓」に
今回の再婚で特に注目されたのが、山本拓氏が高市さんの姓を選択し、「高市拓」となったことです。
高市さん自身は、選択的夫婦別姓制度の導入には反対の立場を示しています。
その中で、夫が妻の姓を名乗るという選択をしたことは、様々な憶測を呼びました。
この決断の背景には、高市さんが自民党総裁選に出馬するなど、政治家として極めて重要な立場にいることが考慮された可能性があります。
「山本早苗」という名前に戻ることへの躊躇や、プライベートな変化を公にしたくないという思いがあったのかもしれません。
また、山本氏には前妻との間に長男がおり、すでに跡継ぎがいることから、妻である高市さんを支えるという覚悟のもと、改姓を決断したとも考えられます。
この選択は、二人の新たなパートナーシップの形を示していると言えるでしょう。
まとめ:高市早苗の再婚相手は?
最後に、高市早苗さんと再婚相手である山本拓氏の関係について、5つのポイントにまとめます。
- 高市早苗さんの再婚相手は、2017年に離婚した元夫で元衆議院議員の山本拓氏である。
- 二人は2004年に結婚したが、「政治的スタンスの違い」や夫婦間の格差を理由に2017年に離婚した。
- 2021年の衆議院選挙で山本氏が落選したことで離婚理由が解消され、同年12月に再婚に至った。
- 再婚に際し、山本拓氏が高市姓を選択し、「高市拓」となった。
- 離婚後も良好な関係を続け、政治的な協力関係を保っていたことが、復縁の大きな土台となった。

末永くお幸せに!





