【なぜ】オールスター感謝祭が面白くない?つまらない?視聴者が感じる理由とは

TBSの長寿番組として春と秋の改編期におなじみの「オールスター感謝祭」。

しかし、近年「つまらない」「面白くなくなった」「昔の方が良かった」という声が聞かれるようになりました。

多くの芸能人が集うお祭りでありながら、なぜ視聴者の心が離れつつあるのでしょうか。

目次

オールスター感謝祭が面白くないと言われる番組内容の変化

番組が始まった当初の熱気や盛り上がりが失われたと感じる視聴者は少なくありません。

その背景には、番組の構成や内容の大きな変化が関係しているようです。

オールスター感謝祭が面白くないとの声が上がる、具体的な要因を探ります。

司会者交代による雰囲気の変化

番組の雰囲気を大きく左右するのが司会者の存在です。

1991年の初回から長きにわたり司会を務めた島田紳助さんの時代は、出演者への鋭いツッコミや、生放送ならではの緊張感あふれる進行が魅力でした。

彼の企画力やカリスマ性が、番組の大きな柱となっていたと感じるファンは今も多いようです。

2011年以降、今田耕司さんがメイン司会者となってからも番組は続いていますが、一部の視聴者からは

「内輪のトークが多く、テンポが悪くなった」

「紳助さんの頃のようなハラハラ感がなくなった」

といった意見が見られます。

司会者のスタイルの違いが、番組全体の雰囲気の変化につながり、面白くないと感じる一因となっているのかもしれません。

クイズ番組から企画中心のバラエティへ

かつてのオールスター感謝祭は、多数の芸能人が一斉にクイズに挑み、その正解率や解答スピードを競うクイズ番組としての側面が強いものでした。

視聴者も一緒に考えられる知識問題や時事問題が多く、家族で楽しめる内容でした。

しかし、近年はクイズの数が減り、

「赤坂5丁目ミニマラソン」や「重圧アーチェリー」

といった企画コーナーの比重が大きくなっています。

これらの企画は名物となってはいるものの、

「クイズが少ない」

「企画で尺を伸ばしている感じがする」

という不満の声も少なくありません。

特に、結果がその場でわかるだけのクイズや、特定の出演者だけが目立つ企画が増えたことで、番組本来の

「全員参加のクイズ大会」

という魅力が薄れ、面白くないと感じる人が増えているようです。

マンネリ化と長時間の放送

30年以上にわたって放送されている長寿番組ゆえの「マンネリ化」も指摘されています。

毎回同じような企画の繰り返しで、新鮮味が感じられないという意見です。

特に、5時間半にも及ぶ長時間の生放送は、

「途中で飽きてしまう」

「長すぎて疲れる」

と感じる視聴者も多いようです。

「春や秋の訪れを感じる風物詩」

として楽しみにしていた層からも、代わり映えのしない内容に、次第に関心が薄れてきているという声が上がっています。

面白くないとの声があがる近年の問題点

番組内容の変化だけでなく、近年目立つようになったいくつかの問題点も、視聴者が「面白くない」と感じる要因になっています。

制作体制の課題から生放送中のトラブルまで、具体的な問題点を掘り下げます。

制作費削減による「お祭り感」の減少

テレビ業界全体の制作費削減の波は、オールスター感謝祭も例外ではありません。

かつては200人近い芸能人がスタジオに集結し、豪華な食事タイムが設けられるなど、華やかな「お祭り感」が番組の大きな魅力でした。

優勝賞品も高級車やマンション一部屋など、非常に豪華なものが用意されていました。

しかし、近年は出演者数が減少し、コロナ禍を経てスタジオの賑わいは以前ほどではなくなりました。

食事シーンも簡素化され、優勝賞品も現実的な金額になるなど、全体的に規模が縮小した印象は否めません。

こうした変化が、かつての特別感を薄れさせ、

「ただの番宣番組になった」

と面白くないと感じさせてしまう要因の一つとなっています。

名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」の演出問題

番組の目玉企画である

「赤坂5丁目ミニマラソン」

も、近年は演出に対する批判が目立ちます。

特に問題視されているのが、ハンデ設定です。

2023年秋の放送では、元日本記録保持者である設楽悠太選手が招待されたものの、ハンデ設定が適切でなかったために、ボーイズグループ「&TEAM」のKさんが独走状態で優勝。

視聴者が期待していたトップランナーの追い上げという展開が見られず、

「真剣勝負が見たかった」

「演出の失敗」

といった厳しい声が相次ぎました。

また、ゴール直前のデッドヒートで無理な追い抜きが見られるなど、安全面への配慮を求める声もあります。

生放送中のトラブルや炎上騒動

5時間半の生放送という特性上、予期せぬトラブルが発生しやすいのもこの番組の特徴です。

近年では、出演者の言動がSNSで炎上するケースが散見されます。

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発生時期概要
2023年秋霜降り明星・粗品さんが、ゲームに挑戦中の
俳優陣に対して野次を飛ばし、SNSで物議を醸した。
2024年春Snow Man・向井康二さんが、先輩である
嵐・二宮和也さんのアーチェリー挑戦前に
「外しそう」と発言し、一部ファンから
批判の声が上がった。
2025年春江頭2:50さんが、ネタとして女優の永野芽郁さんを
追いかけ回すパフォーマンスを行い、その演出に
対して賛否両論が巻き起こった。

これらの騒動は、番組を盛り上げるための演出や出演者のサービス精神が裏目に出た形と言えますが、視聴者にとっては不快に感じられたり、番組の面白さを削ぐ要因となったりしています。

まとめ:【なぜ】オールスター感謝祭が面白くない?視聴者が感じる理由とは

最後に、この記事の要点を5つにまとめます。

  • かつての司会者・島田紳助さんの時代と比較し、現在の進行スタイルに物足りなさを感じる視聴者がいる。
  • クイズ問題が減り、ミニマラソンやアーチェリーなどの企画コーナー中心の構成に変化したことへの不満。
  • 長年の放送によるマンネリ感や、5時間半という放送時間の長さが視聴者の負担になっている。
  • 制作費の削減により、出演者数や食事シーンの規模が縮小し、かつての「お祭り感」が薄れている。
  • ミニマラソンのハンデ設定の問題や、出演者の言動がきっかけで起こるSNSでの炎上が、番組の評価を下げている。
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