岩手県職員が、またも台湾で盗撮の疑いで逮捕されるという衝撃的なニュースが入りました。
この職員は今年6月にも同様の事件を起こし、裁判のために台湾に滞在中でした。
出国禁止という状況下で繰り返された悪質な犯行に、厳しい非難の声が上がっています。
事件の概要

- 概要: 岩手県職員の佐々木貴法容疑者(33)が、台湾・台北市で女性を盗撮した疑いで11月6日に再び逮捕された。
- 前回の事件: 佐々木容疑者は6月にも台北市内の同じ駅で盗撮を行い、逮捕・起訴されていた。
- 犯行時の状況: 7月に懲役4カ月の判決を受けたが検察側が控訴。そのため、台湾からの出国を禁止され、仮釈放(保釈)中に今回の犯行に及んだ。
- 今回の手口: 台北市内の繁華街(または駅)で、スマートフォンを使い女性のスカート内を盗撮したところを市民に取り押さえられた。
- 容疑者の供述: 携帯には多数の盗撮画像が保存されており、弁護士に対し「気持ちを抑えられなかった」と容疑を認めている。
- 県の対応: 岩手県は「悪質な犯行を繰り返した」として、早期の処分を検討する方針を示している。
犯行動機
佐々木容疑者は「気持ちを抑えられなかった」と容疑を認めています。
犯行現場
犯行現場は、台湾・台北市の駅です。
6月にも、同じ台北市の駅で逮捕されています。
本事件で想定される刑罰・量刑

この事件の犯行地は台湾であるため、日本の法律ではなく、台湾の法律(刑法)に基づいて処罰されます。
あくまで一般的な情報に基づく見解ですが、今回の事件では非常に厳しい刑罰が予想されます。
1. 適用される可能性のある法律
- 台湾刑法 第315条の1「妨害秘密罪」
- 理由なく、撮影や録画などの方法で、他人の「身体のプライバシー部位」を盗撮する行為を罰する規定です。
- 法定刑は「3年以下の有期懲役、拘留、または30万新台幣(約140万円)以下の罰金」と定められています。
2. 量刑が極めて重くなると予想される理由
今回の事件は、初犯の盗撮とは比較にならないほど悪質であり、以下の点が量刑を決定する上で非常に重く考慮されます。
- 「累犯(再犯)」による刑の加重
- 台湾の刑法第47条には「累犯(るいはん)」の規定があります。
これは、有期懲役の執行完了などから5年以内に再び故意に罪を犯した場合、法定刑の上限を最大で2分の1(1.5倍)まで加重できるというものです。 - 佐々木容疑者は6月の事件で既に「懲役4カ月」の判決を受けており(控訴中であったとしても)、短期間に同種の犯罪を繰り返しているため、「累犯」として扱われ、法定刑(3年以下)が引き上げられる可能性が高いです。
- 台湾の刑法第47条には「累犯(るいはん)」の規定があります。
- 出国禁止(保釈)中の犯行
- 6月の事件の裁判手続きのため、容疑者は台湾当局から「出国禁止」を命じられ、仮釈放(保釈)中の身でした。
- その期間中に再び犯行に及んだことは、台湾の司法の判断を完全に無視した極めて悪質な行為と見なされます。
反省の態度が全くないと判断され、量刑に最も悪影響を与える事情の一つとなります。
- 易科罰金(罰金刑への切り替え)が認められない可能性
- 6月の事件では「懲役4カ月」の判決に対し、「罰金による刑の代替(易科罰金)」が認められていたと報じられています。
これは、罰金を納めれば刑務所に入らなくてよいという措置です。 - しかし、台湾の法律(刑法第41条)では、「矯正の効果が期待できない」または「法の秩序が維持し難い」と判断される場合、この易科罰金は認められません。
- 今回は、まさにその措置を無視して再犯に及んだため、易科罰金は認められず、実刑判決となる可能性が極めて高いです。
- 6月の事件では「懲役4カ月」の判決に対し、「罰金による刑の代替(易科罰金)」が認められていたと報じられています。
結論
前回の「懲役4カ月(罰金代替可)」という判決とは比較にならない、より長期の懲役刑が科されることが予想されます。
今回は実刑判決(台湾の刑務所に収監される)を回避することは極めて困難であり、6月の事件の刑期(4カ月)と今回の事件の刑期を合わせて、服役することになる可能性が非常に高いと考えられます。
佐々木貴法容疑者の勤務先
佐々木貴法容疑者の勤務先は、岩手県農林水産部久慈農業改良普及センターです。
佐々木貴法容疑者の自宅住所
現時点では不明です。
今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
詳細判明次第、追記いたします。
佐々木貴法容疑者の家族構成
33歳という年齢から妻や子供がいる、あるいは独身で一人住まい、まだ両親と同居している、などが考えられます。
佐々木貴法容疑者のプロフィール・学歴
現時点では不明です。
今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
詳細判明次第、追記いたします。
佐々木貴法容疑者のSNS
facebook、Instagramに同姓同名のアカウントはありませんでした。
Xには、同姓同名のアカウントが複数ありました。
仮名で登録されている可能性もあります。
SNSを活用していないことも想定されます。
SNSの声

本事故に関して、SNSに寄せられた声をまとめました。
- 容疑者の行動への強い非難と呆れ:
- 6月の事件の裁判のため台湾に滞在(出国禁止)中にもかかわらず、再び盗撮で逮捕されたことに「救いようがない」「図太い神経だ」と強く非難する声が多数。
- 「理性が本能に負けて人生を棒に振る典型だ」という意見や、盗撮行為そのものへの不理解を示すコメントも見られる。
- 岩手県の対応への疑問と批判:
- 多くのコメントが、6月に一度逮捕された時点で、なぜまだ県職員の身分だったのか(処分されていなかったのか)に驚きを示している。
- 「即刻解雇すべき」「まさか給与は支払われていないだろうな」といった、県の対応の遅れや甘さを批判する意見が目立つ。
- 岩手県の不祥事への言及:
- 今回の盗撮事件以外にも、パワハラ問題や婚活冊子の炎上騒ぎなど、岩手県で不祥事が続発していることを指摘する声もあった。
岩手県庁農林水産部主事技師の佐々木貴法 pic.twitter.com/mL2dhClDum
— ポンジちゃん (@ponzichan) November 8, 2025
本事件のまとめ
- 岩手県職員の佐々木貴法容疑者(33)が台湾で逮捕された。
- 容疑は女性のスカート内を盗撮した疑い。
- 6月にも同様の盗撮事件で逮捕・起訴されていた。
- 今回は、6月の事件の裁判のため台湾に滞在中に再犯。
- 容疑者は出国禁止中であり、容疑を認めている。

今後の捜査の進展を見守りたいと思います。












