
公園の男子トイレという日常的な場所が、長期間にわたり卑劣な犯行現場となっていました。
愛媛県で少年の下半身を盗撮し続けたとして、小林翔馬容疑者(31)が大阪府警に逮捕されました。
「10年で1000人超」「売上600万円」という、常習的な児童ポルノ製造の驚愕の実態が明らかになっています。
事件の概要

- 逮捕者: 小林翔馬(こばやし しょうま)容疑者(31歳)。愛媛県西条市在住、無職。
- 逮捕機関: 大阪府警。
- 容疑: 児童買春・ポルノ禁止法違反(提供目的製造)などの疑い。
- 事件内容: 2025年7月、愛媛県伊予市の公園の男子トイレに隠しカメラを設置し、利用した少年(当時16歳)の下半身を盗撮(製造)した疑い。
- 捜査経緯: 別の盗撮事件の捜査中、押収した動画の販売元として小林容疑者が浮上した。
- 押収品: 自宅からペン型など13台の小型カメラ、複数のSDカード、200点以上(または100本以上)の盗撮動画データ。
- 容疑者の供述(逮捕前):
- 「10年以上前から盗撮をやっている」
- 「千人を超える動画を撮影した」
- 「SNSで20~30人に販売し、少なくとも600万円を売り上げた」
- 「(得た金は)ギャンブルなどで消費した」
犯行動機
犯行の動機は、男子に対するわいせつ目的です。
より詳細な犯行動機は、今後の捜査、裁判で明らかになると思われます。
犯行現場
犯行現場は、愛媛県伊予市の公園の男子トイレとされています。
本事件で想定される刑罰・量刑

以下に、法律上の規定と一般的な傾向に基づき、想定される刑罰と量刑の考え方を解説します。
これはあくまで一般論であり、実際の刑罰は、捜査で確定した事実(余罪、販売実態など)や、裁判での証拠、示談の有無、本人の反省などを裁判官が総合的に判断して決定します。
1. 容疑と法定刑(法律で定められた刑罰)
今回の逮捕容疑で中心となるのは「児童買春・ポルノ禁止法」です。
- 児童買春・ポルノ処罰法違反(提供目的製造)
- 法定刑: 10年以下の懲役 または 1000万円以下の罰金(あるいはその両方)
- (「提供目的」とは、販売や不特定多数への配布目的を指し、単純な「製造」や「所持」よりもはるかに重い罪です)
- 法定刑: 10年以下の懲役 または 1000万円以下の罰金(あるいはその両方)
- 建造物侵入罪(刑法)
- 法定刑: 3年以下の懲役 または 10万円以下の罰金
- (盗撮目的で公園のトイレに立ち入る行為)
- 法定刑: 3年以下の懲役 または 10万円以下の罰金
- 迷惑防止条例違反(盗撮)
- 法定刑(愛媛県の場合): 1年以下の懲役 または 100万円以下の罰金
- (盗撮行為そのもの)
- 法定刑(愛媛県の場合): 1年以下の懲役 または 100万円以下の罰金
2. 量刑の考え方
これら複数の罪は、最も重い「児童ポルノ提供目的製造罪」の法定刑(10年以下の懲役 または 1000万円以下の罰金)を基準に処断されることになります。
今回の事件は、単なる1回の盗撮事件(迷惑防止条例違反)とは全く異なり、極めて悪質性が高いと判断される可能性が濃厚です。
量刑が重くなると考えられる要素
報道されている供述内容が事実であった場合、以下の点が量刑に非常に不利に働きます。
- 明確な営利目的(販売)
「SNSで販売し、少なくとも600万円を得ていた」という供述は、金銭目的の極めて悪質な犯行であることを示します。 - 長期にわたる常習性
「10年以上前からやっている」という供述通りであれば、常習性が極めて高いと判断されます。 - 甚大な被害規模
「千人を超える動画を撮影した」という被害者の多さは、事態の重大性を格段に引き上げます。 - 計画性の高さ
「ペン型などの小型カメラ13台」を所持・使用し、隠しカメラとして設置する手口は、計画的かつ巧妙です。
量刑が軽くなると考えられる要素
- 示談の成立: 被害が特定された少年と示談が成立すれば、考慮される要素にはなります。
- 前科の有無: 初犯であれば、理論上は考慮されます。
3. 想定される刑罰の見通し
上記の悪質な要素(営利目的、常習性、被害規模、計画性)が捜査で裏付けられた場合、たとえ初犯で被害者の一部と示談が成立したとしても、罰金刑で済む可能性は極めて低いです。
児童ポルノを「販売目的」で「製造」し、長期間にわたり巨額の利益を得ていたという事実は非常に重く受け止められます。
最終的な判決としては、実刑判決(執行猶予がつかない懲役刑)となる可能性が非常に高いと考えられます。
具体的な刑期は、認定される余罪の件数や販売実態によりますが、数年単位の懲役刑が科されることも十分に想定される重大な事案です。
小林翔馬容疑者の勤務先
報道によると小林翔馬容疑者は無職です。
小林翔馬容疑者の自宅住所
愛媛県西条市樋之口
小林翔馬容疑者の家族構成
31歳という年齢から既に結婚していて妻や子供がいる、あるいは独身で一人住まい、まだ両親と同居している、などが考えられます。
小林翔馬容疑者のプロフィール・学歴
現時点では不明です。
今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
詳細判明次第、追記いたします。
小林翔馬容疑者のSNS
facebook、X、Instagramに同姓同名のアカウントが複数ありました。
現段階では特定されていません。
仮名で登録されている可能性もあります。
あるいは、SNSを活用していないことも想定されます。
SNSの声

本事件に関して、SNSに寄せられた声をまとめました。
- 性犯罪の厳罰化を求める提案:
ある投稿者が「性犯罪者は執行猶予なしの懲役(初犯3年、再犯5年以上)とし、専用の収容施設で隔離すべき」と具体的に提案。
抑止効果(失職や地域の噂)と、施設費用より社会的リスクを重視すべきと主張。 - 厳罰化提案への反応:
上記の提案に対し、「机上の空論」「妄想」「(文句を言うなら)立候補しろ」といった批判的・懐疑的な返信が複数寄せられている。 - その他の厳罰化意見:
提案者以外からも「最低5年の実刑」「顔と実名報道をすべき」など、厳罰を求める声は多い。 - 犯行動機と需要:
犯行が「販売目的」であることから、「需要があるからだ」と指摘する声や、「(動画の)購入者も逮捕すべき」という意見がある。 - 事件への疑問・反応:
- 被害が男性であることに「男子トイレも盗撮されるのか」「男が撮られても(動画は)売れるのか」と疑問視する声がある。
- 愛媛の事件をなぜ「大阪府警」が逮捕したのか、管轄を疑問視する声が複数ある。
- 容疑者が「無職」である点への言及や、「(逮捕されず)他にもやっている輩がいる」と潜在的な犯罪の多さを指摘する声がある。
- 被害が男性であることに「男子トイレも盗撮されるのか」「男が撮られても(動画は)売れるのか」と疑問視する声がある。
- 警察への不信:
過去に「警察官が4000回盗撮しても依願退職で済んだ」とされる報道を引用し、警察内部の対応の甘さを批判するコメントも見られる。
本事件のまとめ
- 愛媛県西条市の無職、小林翔馬(しょうま)容疑者(31)を大阪府警が逮捕。
- 容疑は児童ポルノ禁止法違反(提供目的製造)。
- 7月、愛媛県の公園男子トイレに隠しカメラを設置し、少年(16)を盗撮した疑い。
- 「10年以上前から」「1000人超を撮影した」と逮捕前に供述。
- SNSで動画を販売し、少なくとも600万円の利益を得ていたとされる。

今後の捜査の進展を見守りたいと思います。














