
宇都宮文星女子高の教諭であり、ソフトボール部監督も務める男が、10代女性への盗撮容疑で逮捕されるという衝撃的な事件が発生しました。
指導者という信頼ある立場を悪用した卑劣な犯行に、世間からは強い憤りの声が上がっています。
本記事では、久喜則宏容疑者の事件概要に加え、今後の刑罰や教員免許への影響について詳しく解説します。
事件の概要


事件の概要
- 逮捕された人物:
埼玉県上尾市在住、宇都宮文星女子高等学校の教諭、久喜則宏容疑者(50)。
- 担当教科は保健体育。
- 同校のソフトボール部監督を務めている。
- 逮捕容疑:
性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑い。 - 逮捕日:
2025年12月3日。
犯行の詳細
- 日時: 2025年11月25日 午後3時半ごろ。
- 場所: 栃木県宇都宮市内の施設(学校の一室との報道あり)。
- 被害者: 10代の女性(女子高校生)。
- 手口: 女性のスカート内にスマートフォンを差し入れ、下着などを盗撮した。
捜査・認否
- 発覚の経緯:
被害女性が盗撮に気づき、翌26日に警察署へ相談したことで発覚。防犯カメラの捜査などから容疑者が浮上した。 - 認否:
容疑者は「私がやった盗撮で間違いありません」と容疑を認めている。 - 今後の捜査:
警察はスマートフォンを押収しており、余罪を含めて捜査を進めている。
学校側の対応
- 学校側は、
「事実とすれば重く受け止めている。今後、生徒や保護者に適切な対応をしていきたい」
とコメントしている。


犯行動機
わいせつ目的と思われます。
久喜容疑者は
「私がやった盗撮で間違いありません」
と容疑を認めています。
詳細は、今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
犯行現場
栃木県宇都宮市内の施設(学校の一室との報道あり)。
本事件で想定される刑罰・量刑

今回の事件(性的姿態撮影処罰法違反)において想定される刑罰や量刑、および社会的制裁は以下の通りです。
※あくまで一般論および過去の判例に基づく傾向であり、最終的な判断は裁判所が行います。
1. 法的な刑罰(刑事処分)
2023年7月に施行された「性的姿態撮影処罰法(性的姿態等撮影行為等の処罰及び押収物に記録された性的姿態等の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律)」の「撮影罪」が適用されます。
- 法定刑: 3年以下の拘禁刑(懲役) または 300万円以下の罰金
想定される量刑の傾向
容疑者が「初犯」か「余罪があるか」によって処分が大きく異なります。
- 初犯で悪質性が低い場合:
- 略式起訴による罰金刑(30万〜50万円程度)となるケースが多いです。
- 悪質性が高い場合(本件の懸念点):
- 教諭という立場を利用している点(指導的立場にある者が生徒を被害者にした)。
- 犯行場所が学校内や関連施設である点。
- 余罪(押収されたスマホから常習的な盗撮データが見つかった場合など)。
- これらの要素が考慮されると、正式裁判となり、懲役刑(執行猶予付き) が求刑される可能性が高まります。
- 例:懲役6ヶ月〜1年程度(執行猶予3年)
2. 行政・社会的制裁(懲戒処分等)
公立・私立を問わず、教員によるわいせつ行為や盗撮は極めて厳しく処分されます。
刑事処分とは別に、以下の処分が確実視されます。
- 懲戒免職:
- 文部科学省の指針および各都道府県の教育委員会の基準において、盗撮行為は原則として「懲戒免職(クビ)」となります。
退職金も支給されないケースが一般的です。
- 文部科学省の指針および各都道府県の教育委員会の基準において、盗撮行為は原則として「懲戒免職(クビ)」となります。
- 教員免許の失効・再取得制限:
- 懲戒免職になると教員免許は失効します。
- 「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」により、特定免許状失効者として官報に掲載され、免許の再取得が原則としてできなくなります(以前は3年で再取得可能でしたが、法改正により児童生徒への性暴力での処分は非常に厳格化されています)。
本事件で想定される刑罰・量刑のまとめ
- 刑事:
初犯なら数十万円の罰金、余罪が多数あれば執行猶予付きの懲役刑。 - 職業:
懲戒免職により教職を追われ、再就職も困難になる社会的制裁を受けることになります。
久喜則宏容疑者の勤務先
勤務先は宇都宮文星女子高校で、保健体育の教師、ソフトボール部監督でした。
同部は、全国でも名だたる強豪校でインターハイ(全国高等学校総合体育大会)優勝7回など多数の実績があり、久喜容疑者は20年以上に渡り監督を務めていました。
ソフトボール部の主な実績:
インターハイ 優勝7回/国民体育大会 優勝7回/全国高校選抜 準優勝1回/令和5年度全日本高等学校女子ソフトボール選手権大会 5位/令和6年度関東高等学校女子ソフトボール大会 ベスト8
久喜則宏容疑者の自宅住所
埼玉県上尾市緑丘4丁目
久喜則宏容疑者の家族構成
久喜容疑者は年齢50歳で
- facebookの情報によると子供が2人いるようです。
- 妻の存在は不明です。
- 父子家庭の可能性があります。
久喜則宏容疑者のプロフィール・学歴
久喜容疑者は、
- 高校:秩父農工高等学校
- 大学:日本体育大学
を、それぞれ卒業しています。
その他は、今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
詳細判明次第、追記いたします。
久喜則宏容疑者のSNS
- Instagram:
同姓同名のアカウントがありました。 - X:
同姓同名のアカウントはありませんでした。 - facebook:
同姓同名のアカウントがあり、職歴に「宇都宮文星女子高等学校」とありますので間違いないと思います。
SNSの声

本事件に関して、SNSに寄せられた声をまとめました。
主に「教育者としての信頼への裏切り」「生徒への影響」「処分の甘さへの懸念」に関する怒りの声が多数を占めています。
1. 教師・指導者という立場への批判
- 信頼の悪用:
保健体育の教師であり、かつ部活動(ソフトボール部)の監督という、生徒と身体的・精神的に距離が近くなりやすい立場を利用した犯行に対し、
「最も警戒心を持たれにくい立場の人間がやるのは卑劣」
「絶対的な主従関係を利用している」
といった批判が殺到しています。 - 余罪の懸念:
「常習犯ではないか」
「氷山の一角だろう」
「スマホを押収して徹底的に調べてほしい」
と、今回の1件だけでなく過去にも同様の被害者がいたのではないかと疑う声が多く見られます。
2. 生徒・学校への影響を憂慮する声
- 被害者への同情:
被害に遭った女子生徒の精神的ショックや、勇気を出して警察に相談したことへの称賛とともに、
「一生のトラウマになる」
「学校に行けなくなるのではないか」
と心配する声が多いです。 - 在校生・部員への影響:
学校名(宇都宮文星女子高)が報道されていることから、
「真面目に頑張っている他の生徒や部員が可哀想」
「学校のジャージを着て歩きにくくなる」
など、無関係の生徒が受ける風評被害や精神的苦痛を懸念する意見があります。
3. 教員免許・処分制度への不満
- 再犯防止と厳罰化:
「懲戒免職になっても数年で免許が再取得できる制度(※現在は法改正で厳格化されていますが、世論として根強い意見)はおかしい」
「わいせつ教員は二度と教壇に立たせないでほしい」
「日本版DBSの早期運用・徹底が必要」
といった、制度的な厳罰化を求める声が非常に多いです。 - 名前と顔の公表:
「退職金をもらって逃げ得にならないよう、厳正に処分してほしい」
「顔写真をもっと大きく報道すべき」
といった意見も見られます。
4. 年齢と犯行内容に対する嫌悪感
- 50歳という年齢:
「50歳にもなって分別がつかないのか」
「自分の娘くらいの年齢の子に欲情して情けない」
といった、年齢と立場の分別に対する呆れや嫌悪感を示すコメントが散見されます。
総じて、単なる盗撮事件としてだけでなく、「学校」「部活監督」という閉鎖的で権力勾配のある環境で起きた性犯罪として、極めて厳しい視線が注がれています。
本事件のまとめ
本事件に関する要点をまとめました。
- 宇都宮文星女子高の50歳男性教諭が逮捕された。
- 容疑者は同校ソフトボール部の監督も務めていた。
- 10代の女子高校生のスカート内を盗撮した疑いである。
- 犯行現場は宇都宮市内の施設内であった。
- 被害女性が警察に相談し、事件が発覚した。
- 容疑者は「間違いありません」と罪を認めている。
- 警察はスマホを押収し、常習性や余罪を捜査中である。
- 学校側は事実関係を確認後、厳正に対処する方針を示した。
- 教員免許失効を含む懲戒免職処分が濃厚とみられる。
- 指導者の立場を悪用した犯行に、世間から厳しい批判が集まっている。

今後の捜査の進展を見守りたいと思います。














