
名古屋の会社役員が、上履きの匂いを嗅ぐためだけに新幹線で千葉の高校へ侵入し逮捕されました。
「愛知はスリッパ、関東は靴型だから」という謎のこだわりと、社会的地位を捨ててまで実行した異常な行動力が波紋を呼んでいます。
この不可解な事件の全容をまとめました。
事件の概要

【被疑者情報】
- 氏名:足立 亮太朗(あだち りょうたろう)容疑者(37)
- 住所・職業:自称・名古屋市在住の会社役員
- 逮捕容疑:建造物侵入(現行犯逮捕)
【事件の発生状況】
- 日時:12月6日(土)正午ごろ
- 場所:千葉県八千代市内の県立高校
- 発見時の様子:校内の男子トイレの個室に閉じこもっていたところを、不審に思った教員が発見し110番通報しました。
- 犯行内容:個室内に、女子生徒のものとみられる上履き5足を持ち込んでいました。
【動機と背景】
- 供述:「女性のにおいフェチで、上履きのにおいが嗅ぎたかった」と容疑を認めています。
- 愛知から来た理由:「愛知県の学校はスリッパだが、関東の学校は靴形の上履きを使っているため来た」という趣旨の供述をしています。
- 移動手段:所持品から事件当日(6日)の「名古屋発・東京行き」の新幹線チケットが見つかっており、犯行のために当日移動してきたことが判明しています。
犯行動機
わいせつ目的と思われます。
足立容疑者は、「女性のにおいフェチで、上履きのにおいが嗅ぎたかった」と容疑を認めています。
犯行現場
千葉県八千代市内の県立高校です。
本事件で想定される刑罰・量刑

この事件で適用される可能性が高い法律と、一般的な量刑の相場について解説します。
※以下の内容は一般的な法解釈と判例の傾向に基づく情報です。
1. 適用される可能性のある罪名
今回のケースでは、主に以下の2つの罪に問われる可能性が高いです。
① 建造物侵入罪(刑法130条)
- 理由:
正当な理由なく学校の敷地・校舎内に立ち入ったため。 - 法定刑:
3年以下の懲役 または 10万円以下の罰金
② 窃盗罪(刑法235条)
- 理由:
上履きを本来の場所(靴箱など)から持ち出し、男子トイレの個室(自分の支配下)に移した時点で、法律上は「窃盗(既遂)」が成立する可能性が高いです。
「盗むつもりはなく、嗅いだら戻すつもりだった(不法領得の意思の争点)」という弁護もあり得ますが、判例上、所有者の権利を侵害して自分のもののように扱った(効用を享受した)として、窃盗罪が適用されるケースが多いです。 - 法定刑:
10年以下の懲役 または 50万円以下の罰金
2. 想定される量刑・処分
逮捕後の捜査を経て、最終的にどのような処分になるかは、「前科の有無」と「示談の成立」が大きく影響します。
パターンA:初犯で、反省しており、示談が成立した場合
- 処分:不起訴処分(起訴猶予) または 略式起訴(罰金刑)
- 解説:前科がなく、被害者側(学校や生徒)との示談が成立し、被害届が取り下げられた場合は、裁判にならずに釈放されるか、書類上の手続きだけで罰金を払って終わる(略式命令)可能性が高いです。
- 罰金の相場:20万円〜40万円程度(窃盗と侵入の併合罪として)
パターンB:初犯だが、示談が不成立、または悪質と判断された場合
- 処分:公判請求(正式な裁判)→ 懲役刑の求刑 → 執行猶予付き判決
- 解説:名古屋から新幹線を使って計画的に来ている点や、被害品が複数(5足)である点は「常習性」や「計画性」を疑わせる悪情状となります。
- 判決の目安:懲役1年〜1年6ヶ月程度(執行猶予3年程度)
パターンC:同種の余罪や前科がある場合
- 処分:実刑判決(刑務所へ収監)
- 解説:もし過去にも同様の性的な動機による犯罪(下着泥棒や盗撮など)の前科があり、執行猶予期間中であったり、短期間で繰り返している場合は、執行猶予がつかずに実刑となる可能性があります。
3. 今回の事件で量刑に影響するポイント
裁判所や検察官は以下の点を重視すると考えられます。
- 計画性の高さ:突発的な犯行ではなく、「靴型の上履き」を求めてわざわざ名古屋から千葉まで新幹線で遠征しており、執着心と計画性が強いとみなされ、重く見られる可能性があります。
- 被害の規模:上履きを「5足」も持ち込んでいるため、単発的な出来心とは言い難い状況です。
- 性的動機:性的嗜好に基づく犯罪は再犯率が高い傾向にあるため、更生プログラムへの参加意思や、家族による監督体制が整っているかどうかも判断材料になります。
足立亮太朗容疑者の勤務先
会社名までは特定されていませんが、名古屋市の会社役員(自称)とされています。
足立亮太朗容疑者の自宅住所
足立容疑者の自宅は特定されていませんが、おそらく愛知県名古屋市内に居住しているものと思われます。
足立亮太朗容疑者の家族構成
足立容疑者は、37歳という年齢から
- 結婚していて妻や子供がいる可能性がある。
- あるいは独身で一人住まい。
- または両親と同居している。
などが考えられます。
足立亮太朗容疑者のプロフィール・学歴
現時点では不明です。
今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
詳細判明次第、追記いたします。
足立亮太朗容疑者のSNS
- Instagram:
同姓同名のアカウントはありませんでした。 - X:
同姓同名のアカウントはありませんでした。 - facebook:
複数の同姓同名のアカウントがありました。
現段階では特定できておりません。
その他、仮名で登録されている可能性もあります。
あるいは、SNSを活用していないことも想定されます。
SNSの声

本事件に関して、SNSに寄せられた声をまとめました。
主に「犯人の心理・性質」「異常な行動力」「再犯防止」「過去の類似事例」という4つの観点で意見が交わされています。
1. 原因と性質に関する議論(愛情不足か、病気か)
- 環境説:「愛情不足や育った環境に問題があるのでは」「母乳不足と収集癖の関連」を指摘する声。
- 先天性・病気説:「愛情を受けても性癖は歪む」「脳のブレーキ(制御能力)の問題」「同性愛などと同様、矯正できるものではない」という意見が多数。「犬のしつけ教室のような訓練が必要」という皮肉も。
2. 「名古屋から千葉」という行動力への呆れ
- コストと熱量:往復2万5千円近くかけて新幹線で移動し、「スリッパではなく靴型がいい」という理由だけで実行した点に対し、「推し活以上の熱量」「その行動力を仕事に向けられなかったのか」と呆れる声が多い。
- リスク:会社役員という地位を捨ててまで欲求を優先したことへの理解不能感。
3. 再犯防止と解決策
- 治療の難しさ:「性癖は治らない」「去勢や投薬でも効果は疑問」と悲観的な意見が目立つ。「GPSやマイクロチップでの監視」「隔離」を求める過激な意見も。
- 代替案の是非:「使用済みを売る店で買えばいい」という意見に対し、「盗む行為や『とれたて』の状況そのものに興奮するから、合法的な入手では満足できないだろう」という分析がなされている。
4. 過去の奇妙な事件の想起
- この事件をきっかけに、過去の類似ニュースを思い出す人が続出。
- 広島の「男性の使用済み革靴」を盗んで嗅いでいた男
- 上履きの裏をコンビニで「コピー」して楽しんでいた男
- 男性トイレやスク水に関する変質者
- 「事実は小説(変格探偵小説)より奇なり」という感想。
本事件のまとめ
- 名古屋市の会社役員(37)が千葉県の高校に侵入し現行犯逮捕された。
- 犯行当日に名古屋から新幹線を使って千葉へ移動していた。
- 動機は「女性のにおいフェチで、上履きのにおいを嗅ぎたかった」。
- 「愛知はスリッパだが、関東は靴型の上履きだから」と供述。
- 校内の男子トイレの個室に、上履き5足を持ち込み潜伏していた。
- 不審に思った教員が個室を確認し、警察に通報した。
- 往復数万円の交通費をかけて実行された計画的な犯行だった。
- ネット上では、コストとリスクに見合わない異常な行動力が話題に。
- 会社役員という社会的地位を、性的欲求のために失う結果となった。
- 性癖の根深さから、治療の難しさや再犯を懸念する声も多い。

今後の捜査の進展を見守りたいと思います。














