M-1グランプリ2025での決勝進出をきっかけに、その独特なワードセンスと知的な佇まいで注目を集めるドンデコルテの渡辺銀次さん。
ネタの端々から感じられる教養の深さに「どこの大学出身なのだろう」「かなりの高学歴ではないか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は超難関の公立大学を卒業し、地元でもトップクラスの高校に通っていたという、芸人離れしたエリート経歴の持ち主であることが判明しています。
この記事を読むと以下のことがわかります
- ドンデコルテ渡辺銀次の出身大学が公立の「〇〇大学」である根拠と偏差値
- 脚本家・福田靖氏との関係から浮上した「山口県立〇〇高等学校」出身説の真偽
- 銀行員の兄を持つ堅実な家庭環境と、幼少期のユニークなエピソード
- 高学歴インテリ芸人がたどり着いた、カゲヤマ益田らとの「益々荘」での共同生活
ドンデコルテ渡辺の大学は超難関の東京都立大学！インテリ芸人の実力
（左：小橋 右：渡辺）
ドンデコルテのボケ担当である渡辺銀次さんの最終学歴は、
近年のお笑い界では高学歴な芸人が増えていますが、国公立大学を現役で合格し卒業しているケースは依然として少なく、その頭脳明晰さが話題となっています。
渡辺さんの漫才における論理的な構成や、誰も傷つけないながらも鋭い言葉選びは、この大学時代に培われた教養が土台になっていると言えるでしょう。
偏差値は60超え？日本文学を愛する「文学青年」の一面
東京都立大学といえば、東京都八王子市にメインキャンパスを構える公立の総合大学です。
学部によって異なりますが、偏差値は52.5から62.5程度とされており、共通テストでも高い得点率が求められる難関校の一つです。
渡辺さんは山口県から上京してこの大学に進学しており、当時から非常に高い学力を持っていたことがうかがえます。
具体的な学部については公式に発表されていませんが、ファンの間では「人文学部」に在籍していたのではないかという説が有力です。
その理由は、渡辺さんが大学時代から日本文学を愛読していたという「文学青年」としての一面を持っているからです。
読書で培われた語彙力は、現在の漫才のネタ作りにも大きく活かされています。
M-1グランプリの舞台でも、ただ大きな声を出すだけの笑いではなく、緻密に計算された言葉のパズルで観客を引き込むスタイルが評価されました。
まさに「知性派芸人」としての面目躍如といったところではないでしょうか。
「タダ飯」目当ての新歓巡り？大学時代の意外なエピソード
また、大学時代のエピソードとして、非常に人間味あふれる話も残っています。
地方から上京してきたばかりの渡辺さんは、食費を浮かせるために、さまざまなサークルの新入生歓迎会（新歓）に参加していたそうです。
「タダ飯が食べられるから」という理由で手当たり次第に顔を出していたため、ある時、先輩の女子学生に優しくされて「いいな」と思ったものの、結局入部しなかったことで、後日冷たくあしらわれるという経験をしました。
「大学生とはこういうドライなものなのか」
と社会の厳しさを学んだというこのエピソードは、エリート街道を歩みながらも、どこか泥臭さを感じさせる渡辺さんのキャラクターをよく表しています。
ドンデコルテ渡辺の出身高校は偏差値71の山口県立徳山高等学校か
渡辺銀次さんの出身高校については、公式プロフィールで学校名は明記されていません。
しかし、ある著名人との関係性から、地元山口県でもトップクラスの進学校である「山口県立徳山高等学校」の出身である可能性が極めて高いとされています。
その根拠となるのが、ドラマ『HERO』や『ガリレオ』、『海猿』などを手掛けた日本を代表する脚本家、福田靖さんとの関係です。
渡辺さんは自身のSNSで、福田靖さんのことを「高校の先輩」であると明言しています。
福田靖さんの出身高校が山口県立徳山高等学校であることは公表されている事実ですので、必然的に渡辺さんも同校の出身ということになります。
脚本家・福田靖氏は先輩！県内屈指の進学校での日々
山口県立徳山高等学校は、周南市に位置する公立高校で、その偏差値はなんと69から71と言われています。
県内屈指の進学校であり、「文武両道」を掲げる伝統校として、東京大学や京都大学などの難関国立大学へ多数の合格者を輩出しています。
このようなハイレベルな環境で高校時代を過ごした渡辺さんは、周囲と同様に勉学に励む一方で、すでにお笑いへの情熱を抱き始めていました。
高校の文化祭では、人前に立って漫才を披露したというエピソードも残っています。
進学校の生徒といえば、勉強一筋で堅いイメージを持たれがちですが、渡辺さんは当時から自分でネタを作り、人を笑わせることに喜びを感じていたようです。
「タイガーオーガ事件」やニワトリとの激闘
また、高校時代に培われたのは学力だけではありません。
中学・高校時代にはユニークな先生や強烈な体験が、彼の感性を磨きました。
中学時代のエピソードになりますが、「ミヤ先生」という非常に怖い先生がいたそうです。
ある日、先生が廊下で「タイガァァ！！」と叫んでいるのを聞き、生徒たちは恐怖に震え上がりました。
しかし、よくよく聞いてみると、それは上履きのかかとを踏んで歩いていた「大賀（オオガ）」くんという生徒の名前を叫んで注意していただけだった、というオチがついたそうです。
こうしたシュールな日常の光景を面白がる視点は、現在のドンデコルテのコントや漫才の設定にも通じるものがあります。
さらに幼少期には、母方の実家で飼われていた「軍鶏（シャモ）」に追い回されるというトラウマ級の体験もしています。
鋭い眼光と鍛え上げられた筋肉を持つニワトリに命の危険を感じ、必死で逃げ惑った経験から、渡辺さんは「世界で最も怖い生物はニワトリ」だと語っています。
偏差値70超えの高校で知性を磨きながら、一方でニワトリと戦うような野生的な少年時代を過ごしたギャップが、渡辺さんの底知れない魅力に繋がっているのです。
インテリ経歴と対照的な「益々荘」での生活と現在の活躍
超難関大学を卒業し、エリートとしての道を歩めるはずだった渡辺さんですが、彼が選んだのはお笑い芸人という不安定な道でした。
実は渡辺さんのご実家は農家を営んでおり、お兄さんは銀行員として働いているという、非常に堅実な家庭環境です。
安定した職に就くことが当たり前とされる環境の中で、あえて茨の道を選んだ決断には、並々ならぬ覚悟があったことでしょう。
一度は社会人として就職も経験していますが、「刺激が足りない」「もっと面白いことがしたい」という欲求を抑えきれず、吉本興業の養成所であるNSC東京校の門を叩きました。
カゲヤマ益田の実家「益々荘」でのシェアハウス生活
現在40歳を迎えた渡辺さんですが、その私生活は「高学歴エリート」のイメージとはかけ離れた、実に芸人らしいものです。
2025年現在、結婚はしておらず独身で、お笑い漬けの日々を送っています。
住まいは、同期の芸人であるカゲヤマ・益田康平さんの実家の離れ、通称「益々荘（ますますそう）」です。
ここは二世帯住宅の空きスペースを活用したシェアハウスのような場所で、かつては相席スタートの山添寛さんや、大自然のしんちゃんさんといった芸人仲間が同居していました。
仲間たちが次々とブレイクして退去していく中、渡辺さんは現在この「益々荘」で一人暮らしをしているようです。
家賃を抑え、生活のすべてをお笑いに捧げるこの環境こそが、M-1グランプリ決勝進出という快挙を生み出す原動力になったのかもしれません。
「益々荘」という名前は、郵便物の誤配送を防ぐために益田さんのお父様がわざわざ表札を作ってくれたことに由来しており、芸人仲間やその家族との温かい繋がりを感じさせます。
けん玉はプロ級！多才な趣味とコンビ名の由来
また、渡辺さんは手先が非常に器用であることでも知られています。
特技の「けん玉」はプロ級の腕前を持ち、SNS動画で高難易度の技を披露してファンを驚かせています。
さらに、革靴の修理（リペア）やロゴデザインの自作など、クリエイティブな趣味も持っており、その多才ぶりは留まるところを知りません。
「ドンデコルテ」というコンビ名も、「Don（首領）」と「Décolleté（デコルテ）」を組み合わせた造語であり、強さと美しさを兼ね備えた響きを持たせています。
※「デコルテ」はフランス語の「décolleté（デコルテ）」に由来し、「襟ぐりが大きく開いた」という意味で、首筋から胸の上部にかけてのラインや、その部分を大きく露出させたデザインの服を指します。
当初は海外ドラマの女優に関連した名前を検討していたそうですが、最終的にはこの知的で謎めいた名前に落ち着きました。
名前の由来一つとっても、渡辺さんの言葉へのこだわりとセンスが光っています。
遅咲きながらもついに花開いた才能は、これまでの長い下積みと、高学歴に裏打ちされた知性、そして泥臭い芸人魂が融合した結果です。
40歳でのM-1決勝進出は、多くの同世代に勇気を与えるとともに、今後のバラエティ番組での活躍を予感させます。
東京都立大学卒の頭脳と、徳山高校出身の勤勉さ、そして「益々荘」で育まれたハングリー精神。
これら全ての要素が、渡辺銀次という稀有な芸人を形作っているのです。
まとめ：ドンデコルテ渡辺の出身大学・高校はどこ？高学歴を徹底調査！
- ドンデコルテ渡辺銀次の最終学歴は、公立の難関校「東京都立大学」である
- 学部は不明だが、日本文学を愛読していたことから人文学部の可能性がある
- 大学時代は食費を浮かすために新入生歓迎会を回り、社会の厳しさを学んだ
- 出身高校は、脚本家・福田靖氏と同じ「山口県立徳山高等学校」の可能性が高い
- 徳山高校は偏差値71を誇る県内トップクラスの進学校で「文武両道」が校風
- 高校時代から文化祭で漫才を披露するなど、お笑いの才能を発揮していた
- 実家は農家で兄は銀行員という堅実な家庭で育ち、一度は社会人も経験した
- 現在はカゲヤマ益田の実家「益々荘」に住み、お笑いに専念する生活を送っている
- 特技のけん玉はプロ級で、靴のリペアやデザインもこなす器用な一面がある
- 40歳でM-1決勝に進出した、知性と泥臭さを兼ね備えた遅咲きのインテリ芸人である
今後のご活躍を期待します。
