「ミスiD2022」でグランプリを受賞し、唯一無二の存在感で注目を集める金井球さん。
モデル、俳優、文筆家、ラジオパーソナリティと、特定の肩書きに収まらない多彩な活動から「何者?」という声が上がることも少なくありません。
そのミステリアスな魅力の源泉とこれまでの歩みに迫ります。
この記事を読めば、金井球さんの多面的な魅力がわかります。
- 金井球さんの基本的なプロフィールと経歴
- 「何者」と言われるマルチな活動の具体例
- グランプリを受賞した「ミスiD」への挑戦
- 独自の感性が光るパーソナリティと今後の展望
金井球のwikiプロフィールと経歴

多くの人々を惹きつけ、その一挙手一投足が注目される金井球さんとは、一体どのような人物なのでしょうか。
まずは、基本的なプロフィールと、美容師志望から表現者へと舵を切るきっかけとなった印象的な経歴を詳しく見ていきます。
プロフィール概要
ミステリアスな雰囲気を持ちながらも、インタビューでは親しみやすい一面も見せる金井球さん。
その公表されているプロフィールを一覧にまとめました。
項目 | 内容 |
活動名 | 金井 球(かない きゅう) |
本名 | 非公開(苗字の「金井」は本名) |
生年月日 | 2001年9月 |
出身地 | 東京都新宿区 |
身長 | 154cm |
学歴 | 美容専門学校 卒業 |
所属 | MIXUS(2024年5月〜) |
職業 | モデル、俳優、文筆家、ラジオパーソナリティ |
受賞歴 | ミスiD2022 グランプリ |
彼女の活動名である「球」は、複数の由来が重なって生まれました。
9月生まれであること、動物の鳴き声のようで可愛いと感じる「きゅう」という響き、そして好きなお笑い芸人である「キュウ」へのリスペクト。
当初はひらがなでしたが、漢字を当てる際に地球が好きということから「球」を選び、「金井」という苗字と合わせた際のバランスの良さから、この名前に決定したといいます。

美容師志望から表現者の道へ:「ミスiD」グランプリ受賞の経緯
金井さんは美容専門学校を卒業後、当初は美容師としてサロンで働く未来を描いていました。
しかし、その運命を大きく変えたのが、講談社が主催する多様性を発掘するオーディションプロジェクト「ミスiD」への挑戦です。
彼女が「ミスiD」の門を叩いたのは、実はこれが初めてではありません。
過去に2度挑戦しており、1度目は書類選考で落選、2度目はセミファイナル進出という悔しい結果を経験しています。
「次こそはファイナリストになり、選考委員から自分のどこが良いのかを具体的に記した『選評』が欲しい」。
その強い思いが、彼女を3度目の挑戦へと突き動かしました。
そして迎えた「ミスiD2022」のグランプリ受賞式。彼女はパーカーにデニム、スニーカーという気負いのない普段着で登壇しました。
まさかグランプリに選ばれるとは思っていなかったため、「もっとかわいい服でくればよかった」と照れ笑いを浮かべましたが、その飾らない姿が、選考委員を務めた益若つばささんから「逆に好感を持てました」と評されるなど、かえって彼女の魅力を際立たせる結果となりました。
この受賞を機に、彼女は美容師ではなく、本格的に表現者としての道を歩むことを決意します。
金井球の経歴を彩る「何者」と言われる所以

金井球さんが「何者?」と検索される最大の理由は、その活動が特定のジャンルに全く収まっていない点にあります。
ここでは、彼女の多岐にわたる活動内容をより深く掘り下げ、その魅力の核心に迫ります。
ラジオパーソナリティとしての才能:「知らねえ単語」結成秘話
金井さんの活動の中でも特に彼女らしさが表れているのが、俳優・モデルの園凜さんと配信しているPodcast番組「知らねえ単語」です。
友人同士ならではの自然体な会話が魅力で、二人のユニークな視点や言葉選びのセンスが多くのリスナーを惹きつけています。
このラジオの結成には、印象的なエピソードがあります。
二人の出会いはX(旧Twitter)で、SNS上で交流を深めた後、実際に会うように。
ある日、再開発が進む下北沢を歩いている際、金井さんが心の中で感じていた街の変化に対する少し意地悪な視点(“しゃらくさい”という感情)を、園さんが見事に言語化し、スパスパと斬っていく様子に衝撃を受けます。
その切れ味に「もしかして私たちおもしろすぎるんじゃないか?」と感じた金井さんが、「ラジオをやろう」と声をかけたのが始まりでした。
一度は断られながらも、再度誘ったことで実現に至ったという経緯も、二人の関係性を物語っています。
文筆家としての独特な視点
金井さんは、自身の考えや日常を綴る文筆活動にも力を入れています。
noteやZINE(個人制作の冊子)を通じて、独自の感性で切り取った世界を言葉で表現。
その文章は、どこか飄々としていながらも、社会に対する鋭い観察眼や物事の本質を捉える視点が光ります。
例えば、「もしも総理大臣になれたなら?」という企画では、「ラストオーダー後に看板を光らせていたら罰金」「1日に3回まで嘘が許される」「エアコンは0.25度刻みにする」など、日常で感じる小さな不満やモヤモヤを、ユーモアを交えたユニークな政策として提言。
彼女の文章を読むと、当たり前とされる日常の中に潜む違和感に気づかされ、新しい視点を得ることができます。
モデル・俳優としての表現力

154cmという身長ながら、それを感じさせない強い存在感でモデルとしても活動。
クジラ夜の街『失恋喫茶』といったMVへの出演や、ファッションブランドの着用モデルなどを務めています。
また、俳優としてFODオリジナルドラマ『I am…』や舞台に出演するなど、演技の世界にも挑戦。
彼女の持つミステリアスな雰囲気は、映像作品の中でも独特の魅力を放っており、役者としての今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。
彼女を形成するユニークな価値観
金井さんの魅力を語る上で欠かせないのが、その独特なパーソナリティです。
彼女はインタビューで「“しゃらくさい”と思われたくない」と語っており、これは「かっこつけていると思われたくない、というかっこつけ」であると自己分析しています。
また、彼女には「元の世界があって、そのコピーが存在する世界観が好き」という独特なフェチがあります。
例えば、まだ公式発表されていないポケモンの進化予想イラストを眺めるのが好きだそうで、本物(元ネタ)が存在してこその二次創作や模倣の世界に強く惹かれるといいます。
この感覚を彼女は「金井球シンドローム」と名付けました。
このように、自身の内面を深く理解し、それをユニークな言葉で表現できる点も、彼女が多くの人を惹きつける理由の一つでしょう。

まとめ:金井球のwikiプロフィール!経歴と「何者」と言われる魅力の正体
最後に、金井球さんのプロフィールと経歴について、要点を5つにまとめます。
- 2001年9月生まれ、東京都出身。2024年5月から芸能プロダクション「MIXUS」に所属している。
- 当初は美容師を目指していたが、3度目の挑戦となった「ミスiD2022」でグランプリを受賞し、本格的に表現者としての道を歩み始めた。
- 俳優・園凜さんと配信するPodcast番組「知らねえ単語」では、二人の自然体でユニークなトークが人気を博している。
- 文筆家、モデル、俳優としても活動し、特定の肩書きにとらわれないマルチな才能と独特な感性を発揮している。
- 「何がしたいのかわからない人の中で1番ビッグになる」ことを目標に掲げ、その飄々とした生き方と唯一無二の存在感で多くの人を魅了している。

今後のご活躍を期待します。











