元「水曜日のカンパネラ」の初代ボーカルとして、独自の存在感で多くのファンを魅了してきたコムアイさん。
彼女の私生活について、「旦那は誰?」と関心を持つ方も多いでしょう。
結論から言うと、コムアイさんに法律上の「旦那」はいません。
しかし、人生を共にする大切なパートナーが存在します。
この記事では、コムアイさんのパートナーである太田光海(おおた あきみ)さんとの関係性、そして二人の現在の活動について詳しく解説します。
コムアイの旦那は誰?事実婚とパートナーシップという選択

コムアイさんは現在、法律上の婚姻関係、いわゆる「結婚」は選択していません。
二人は入籍をしない「事実婚」や「パートナーシップ」という形で、家族としての絆を育んでいます。
法律上の「旦那」ではなくパートナーである理由
二人が籍を入れないことを選択した背景には、明確な価値観があります。
コムアイさんは、婚姻によって姓が変わることへの抵抗感や、制度に頼るのではなく、お互いの信頼のみで関係を築きたいという思いを公にしています。
また、太田光海さんもフランスでの生活経験から、結婚という形にこだわらず「恋人」としての関係を重視する考えを持っており、二人の価値観が一致しています。
現在の日本の婚姻制度が多様な家族の形に対応しきれていない点にも言及しており、選択的夫婦別姓や同性婚の法制化を求めるなど、社会に対するメッセージも発信しています。
二人の価値観を象徴する「アマゾンでの出産」
二人の関係性や価値観を最も象徴しているのが、2023年7月の第一子出産です。
コムアイさんは、パートナーである太田さんの知人がいるペルーのアマゾン熱帯雨林に渡り、現地のワンピス族の村で伝統的な助産術によって男の子を出産しました。
この決断は、自然との共生や人間本来の力を信じるという二人の強い意志の表れです。
太田さんは文化人類学者としてアマゾンに精通しており、彼のサポートがあったからこそ実現しました。
この経験は、単なる出産という行為を超え、二人の生き方そのものを表現する出来事となったのです。
現在、二人はこの妊娠から出産までの軌跡を追ったアートドキュメンタリー映画の制作も進めており、その活動からも二人の深い精神的な結びつきがうかがえます。
コムアイのパートナー・太田光海の経歴と人物像

コムアイさんの「旦那さん」として注目される太田光海さんとは、一体どのような人物なのでしょうか。
その経歴や人物像に迫ります。
映像作家・文化人類学者としての輝かしい経歴
太田光海さんは、1989年生まれの映像作家であり、文化人類学者です。
その経歴は非常にユニークで、多才ぶりが際立っています。
学歴・職歴 | 詳細 |
最終学歴 | 英国マンチェスター大学グラナダ映像人類学センターにて博士号を取得 |
主な研究地 | フランス、モロッコ、アマゾン熱帯雨林など |
職業 | 映像作家、文化人類学者。『共同通信』パリ支局でのカメラマン兼記者経験も持つ |
語学 | 日本語のほか、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語など複数の言語に堪能 |
彼の初監督作品であるドキュメンタリー映画『カナルタ 螺旋状の夢』(2021年公開)は、アマゾンの先住民族の村に1年間住み込んで撮影されたもので、国内外の映画祭で高い評価を受けました。
文化人類学の深い知見と、卓越した映像表現を掛け合わせた独自のスタイルが特徴です。
二人の出会いから現在まで
二人の出会いは、太田さんが監督した映画の上映会がきっかけでした。
その後、共にインドを旅するなどして親交を深め、お互いのクリエイティブな感性や生き方に惹かれ合い、2022年頃から交際をスタートさせました。
現在は日本とブラジルの二拠点で生活を送りながら、子育てをしています。
お互いの仕事を尊重し、刺激し合いながら、育児も「役割分担」と決めつけずに協力して行っていると語っています。
恋人であり、家族であり、そして共に創作活動を行う「相棒」でもあるという、非常に現代的で自由な関係性を築いています。
まとめ
最後に、コムアイさんとパートナーである太田光海さんに関する情報をまとめます。
- コムアイさんに法律上の「旦那」はおらず、映像作家で文化人類学者の太田光海さんが人生のパートナーです。
- 二人は籍を入れない「事実婚」の形を取り、お互いの信頼関係を基盤としたパートナーシップを築いています。
- 婚姻届を出さない理由として、改姓への抵抗感や、既存の婚姻制度への疑問などを挙げています。
- 2023年7月には、二人の価値観を象徴するように、ペルーのアマゾンにて第一子となる男の子を出産しました。
- 現在は日本とブラジルの二拠点で生活し、子育てをしながら、妊娠・出産をテーマにしたドキュメンタリー映画の制作など、共同でのクリエイティブな活動も行っています。

異色の経歴を持つお二人ですが、各方面でのご活躍を期待します。