お笑いトリオ「パンサー」のリーダーとして、体を張った芸で人気を博す尾形貴弘さん。
「高円寺芸人」としても知られていますが、2025年5月に新居を建設したことが大きな話題となりました。
以前の家もテレビでリフォームされるなど有名でしたが、新しい豪邸は一体どこに建てられたのでしょうか。
パンサー尾形の新居はどこ?高円寺に近い杉並区が最有力
結論から言うと、パンサー尾形さんの新居の具体的な住所は公表されていません。
しかし、様々な情報から、これまでの自宅があった東京都杉並区、特に高円寺にほど近い場所である可能性が極めて高いと考えられます。
長年住んだ高円寺への愛着
尾形さんは、2017年に結婚後の最初の家として、杉並区高円寺に3階建ての建売住宅を約5400万円で購入しました。
この家は日本テレビ系『有吉ゼミ』の企画でヒロミさんによってリフォームされ、多くの人々に知られています。
妻のあいさんもブログで、約7年間暮らしたこの家や周辺環境、ご近所付き合いが大好きだったと語っています。
娘のさくらちゃんの学校や生活環境を大きく変えないように配慮した結果、同じ杉並区内で土地を探したと考えるのが自然です。
妻・あいさんの雑貨店も杉並区
新居の場所が杉並区である可能性をさらに高めるのが、妻・あいさんが経営する雑貨店の存在です。
このお店も高円寺にあり、生活の基盤が杉並区に根付いていることがうかがえます。
住み慣れた街の治安の良さや都心へのアクセスの利便性、公園など自然が多い子育て環境も、尾形さん一家が杉並区を選び続ける理由でしょう。
これらの点から、新居の場所は「杉並区内のどこか」というのが最も有力な説です。
新居の価格や間取りは?パンサー尾形がこだわった家族のための家づくり
尾形さんの新居は、場所だけでなく、その豪華な仕様や価格、そして家族への想いが詰まった設計も注目されています。
YouTubeや妻・あいさんのSNSでその詳細が少しずつ明かされています。
価格は1億円超え?吉本からも借金した壮絶なローン事情

新居の価格は、土地代と建物を合わせて1億円以上と推測されます。
以前の家よりも広い土地に、こだわりの注文住宅を建てたことを考えると、この金額は現実的なものでしょう。
尾形さん自身もYouTubeで「相当無理した」「何度も銀行にお願いした」と、資金繰りの大変さを赤裸々に語っています。
銀行からの融資だけでは足りず、所属事務所である吉本興業からもお金を借りたことを告白。
しかも、その吉本からの借金は「1年で返せ」という厳しい条件だったそうで、「闇金ですよ!」と嘆き、笑いを誘いました。
75歳まで続くという「鬼のローン」を背負ってでも手に入れたかった、夢のマイホームであることが伝わってきます。

建築は耐震性に優れたヘーベルハウス
今回、尾形さん一家が新居の建築を依頼したのは、鉄骨構造で耐震性に定評のある「ヘーベルハウス」です。
この選択には、尾形さんの家族への深い想いが関係しています。
尾形さんの実家は東日本大震災で津波の被害に遭っており、家族を守る「災害に強い家」へのこだわりは人一倍でした。
仕事を通じてヘーベルハウスの強靭さを知り、ファンになったことも、建築を決めた大きな理由だと語っています。


間取りは妻主導!尾形自身の部屋は階段下?

新居の間取りや設計は、そのほとんどを妻のあいさんが担当しました。
以前の3階建ての家は、尾形さん自身が有効活用できていなかったという反省から、新居は生活動線を重視した2階建てになっています。
驚くことに、この豪邸に尾形さん自身の個室はありません。
しかし、本人は階段下のデッドスペースを利用した小さな物置き兼用の空間を「一番落ち着く」と気に入り、自室のように使っているようです。
尾形さんからの唯一の要望は「リビングを広くすること」。
その願いは叶えられ、2階に広々としたLDKが実現しました。
日当たりやプライバシーを考慮し、あえて2階にリビングを配置するのは、注文住宅ならではの工夫です。

その他にも、
- ライトアップできる「見せる収納」の巨大なシューズクローゼット
- 韓国カフェをイメージした妻・あいさんのためのメイクスペース付き衣装部屋
- 家事の負担を軽減するガス乾燥機「乾太くん」を設置したランドリースペース
- 家族で楽しめる屋上スペース
など、随所にこだわりが詰まっています。

引越しの決め手は「家族のため」

思い出深い家を手放し、大きなローンを組んでまで新居を建てた最大の理由は、すべて「家族のため」でした。
- 娘・さくらちゃんの成長と健康:
娘さんが成長し、より広い子供部屋が必要になったこと。
また、持病である喘息のことを考え、より快適な生活空間を求めたこと。 - 愛犬・ミクのため:
家族の一員である愛犬がのびのびと暮らせる環境。 - 来客のため:
芸人仲間など多くの友人が集まっても、全員がくつろげる広いリビングが欲しかったこと。(以前の家では立ち飲み状態だったそうです)
これらの理由から、家族全員がより安全で快適に、そして楽しく暮らせる家を建てることを決意したのです。
まとめ
パンサー尾形さんの新居について、最後に重要なポイントを5つにまとめます。
- 新居の詳しい場所は非公開ですが、これまでの生活圏である東京都杉並区、特に高円寺周辺である可能性が非常に高いです。
- 価格は土地・建物を合わせて1億円以上と推測され、銀行と吉本興業から多額の借金をして購入しました。
- 建築は、東日本大震災の経験から耐震性を重視し、ヘーベルハウスに依頼しています。
- 間取りは妻のあいさんが主導で設計した2階建てで、尾形さんの個室はなく、彼の唯一の要望で2階に広いリビングが作られました。
- 引越しの最大の理由は、娘の成長や健康、愛犬、そして多くの友人たちのためであり、家族への深い愛情が詰まった家です。

とても大きな家ですね!