
「警察へ届けるべきと分かっていたが、客を優先した」──。
滋賀県大津市で発生したタクシー運転手による死亡ひき逃げ事件で、その身勝手な供述に波紋が広がっています。
「人だと思わなかった」と否認しつつも現場を立ち去った矛盾と、プロにあるまじき人命軽視の姿勢について、法的観点も交えて徹底解説します。
事件の概要

事件の概要
- 発生日時・場所: 2025年11月22日午前6時頃、滋賀県大津市小関町の路上。
- 被害状況: 近くに住むイベント会社社長・松原眞路さん(60)が頭から血を流して倒れているのが発見され、その後死亡が確認された(死因は肋骨や骨盤骨折など)。
- 事件区分: 警察はひき逃げ事件として捜査を開始。
逮捕された容疑者
- 被疑者: タクシー運転手・甲斐秀徳容疑者(59)。
- 逮捕容疑: 自動車運転処罰法違反(過失運転致死)および道路交通法違反(ひき逃げ)の疑い。
- 特定の経緯: 防犯カメラの映像や、現場に落ちていた車の破片から特定された。
容疑者の供述
- 事故当時の状況: 客を迎えに行く途中だった。
- 容疑の否認: 「人と衝突したとは思っていない。縁石など硬い物に当たったと思った」と容疑を一部否認している。
- 逃走の理由: 事故の申告義務を認識しつつも立ち去った理由について、「警察に届け出るべきなのは分かっていたが、客が待っていたのでそちらを優先した」という趣旨の供述をしている。
容疑の否認
甲斐容疑者は 、
「人と衝突したとは思っていない。縁石など硬い物に当たったと思った」
と容疑を一部否認しています。
事故現場

滋賀県大津市小関町の路上です。
本事件で想定される刑罰・量刑

今回の事件(タクシー運転手による死亡ひき逃げ)で想定される刑事処分(刑罰・量刑)について解説します。
結論から言うと、「執行猶予なしの実刑判決(刑務所への収監)」となる可能性が極めて高い事案です。
以下に法的根拠と、量刑を重くさせる要因を整理します。
1. 適用される法律と法定刑
この事件では、主に2つの罪に問われます。
これらは「併合罪」として扱われ、刑の上限は重い方の1.5倍まで引き上げられます。
- 自動車運転処罰法違反(過失運転致死)
- 不注意で人を死亡させた罪。
- 法定刑: 7年以下の懲役 または 100万円以下の罰金
- 道路交通法違反(救護義務違反=ひき逃げ)
- 事故発生時に負傷者を救護せず、現場から立ち去った罪。
- 法定刑: 10年以下の懲役 または 100万円以下の罰金
【想定される最高刑】
これらを併合した場合、懲役15年以下が法律上の上限となります。
2. 想定される量刑(判決の相場)
過去の類似判例(死亡ひき逃げ)から推測すると、以下のような判決が予想されます。
- 求刑(検察側の要求): 懲役 5年 ~ 8年程度
- 判決(裁判所の決定): 懲役 3年6ヶ月 ~ 6年程度(実刑)
なぜ「実刑」の可能性が高いのか?
死亡事故のひき逃げは、被害者の命を救う機会を放棄した悪質性から、初犯であっても執行猶予がつかず、実刑となるのが一般的です。
3. 本事件で量刑を左右する「重要ポイント」
今回のケースには、裁判官の心証を悪くし、罪を重くさせる可能性のある要素がいくつか含まれています。
① プロドライバー(タクシー運転手)であること
一般ドライバーよりも高度な注意義務と職業倫理が求められます。
「客を待たせていた」という理由は、プロとして人命よりも業務(売上)を優先したとみなされ、厳しい非難の対象となります。
② 「何かに当たったが、人とは思わなかった」という弁解
容疑者は否認していますが、これが裁判でどう判断されるかが鍵です。
- 認められた場合:
「ひき逃げ(救護義務違反)」は成立せず、「報告義務違反(軽い罪)」と「過失運転致死」になり、刑が軽くなる可能性があります。 - 認められなかった場合(嘘だと判断された場合):
多くの裁判では、衝撃の大きさや車の損傷具合から「人だと認識できたはず(未必の故意)」と認定されます。
この場合、「反省していない」「罪から逃れようとしている」とみなされ、量刑が重くなります。
③ 「警察へ届けるべきと分かっていたが、客を優先した」という供述
これは、「事故の認識はあったが、意図的に現場を離れた」という故意の証明になります。
たとえ対象が「縁石」だと思っていたとしても、事故現場から逃走した事実に変わりはなく、身勝手な動機として斟酌(しんしゃく)されない可能性が高いです。
4. 行政処分(免許について)
刑事罰とは別に、運転免許に対する処分も行われます。
- 免許取消:
欠格期間(免許を再取得できない期間)は、5年~10年程度になる見込みです。
タクシー運転手としての職を失うことは確実です。
まとめ:本事件で想定される刑罰・量刑
「客を待たせていた」という理由は、人命軽視の表れとして裁判ではむしろ不利に働く可能性が高いです。
被害者遺族との示談が成立すれば多少減刑される可能性はありますが、死亡ひき逃げという結果の重大さを踏まえると、数年間の刑務所生活は免れない公算が大きいです。
甲斐秀徳容疑者の勤務先

現時点では、勤務先のタクシー会社あるいは個人タクシーであるかは、報道されていません。
今後の捜査、裁判で明らかになると思われます。
甲斐秀徳容疑者の自宅住所
〒520-2143 滋賀県大津市萱野浦(かやのうら)
滋賀県大津市萱野浦の特徴は、以下のようになります。
- 場所: びわ湖(瀬田川)の湖畔。近江大橋の西詰周辺。
- 景色: 目の前が湖。散歩やジョギングができる公園が近い。
- 買物: 大型ショッピングモールが隣接し、スーパーや量販店が充実。非常に便利。
- 食事: 幹線道路沿いにファミレスなどの飲食店が多数ある。
- 交通(車): 国道1号線などにアクセスしやすく、車移動には最適な立地。
- 交通(駅): 最寄りのJR瀬田駅・石山駅からは遠く、徒歩圏内ではない(バスや車が必要)。
- 雰囲気: マンションや戸建てが並ぶ、車社会の実用的な生活エリア。
甲斐秀徳容疑者の家族構成
59歳という年齢から
- 結婚していて、妻や子供、孫がいる
- あるいは独身で一人住まい
- または年老いた両親と同居している
などが考えられます。
甲斐秀徳容疑者のプロフィール・学歴
現時点では不明です。
今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
詳細判明次第、追記いたします。
甲斐秀徳容疑者のSNS
- Instagram:同姓同名のアカウントはありませんでした。
- X:複数の同姓同名のアカウントがありました。現時点では特定できておりません。
- facebook:同姓同名のアカウントはありませんでした。
仮名で登録されている可能性もあります。
あるいは、SNSを活用していないことも想定されます。
SNSの声

本事件に関して、SNSに寄せられた声をまとめました。
全体として、容疑者の「供述の矛盾」と、プロのドライバーにあるまじき「人命軽視の姿勢」に対して、極めて厳しい批判が殺到しています。
1. 供述の矛盾に対するツッコミ
容疑者の「人とは思わなかった(縁石だと思った)」と「警察に届けるべきと分かっていたが客を優先した」という2つの供述が矛盾している点に多くの指摘が集まっています。
- 「『縁石だと思った』なら、なぜ『警察に届け出るべきだと思った』のか?
事故の認識があった証拠であり、言い訳が破綻している。」 - 「縁石に乗り上げた程度で『警察への届け出』を意識するだろうか。
何かにぶつかった重大な認識があったからこそ、この発言が出たはずだ。」 - 「人だと分かっていたからこそ、怖くなって逃げたのが見え見え。往生際が悪すぎる。」
2. 「客を優先した」という動機への怒り
人の命(あるいは事故処理)よりも「客」や「売上」を優先したという判断に対し、強い道徳的批判がなされています。
- 「『客を待たせていた』は理由にならない。
事故を起こした時点で客に連絡するか、配車センターに代車を頼むのがプロの仕事だ。」 - 「人の命より数千円の運賃を優先したのか。タクシー運転手以前に、人として終わっている。」
- 「待っていた客も、まさか自分がひき逃げ犯を待っていたとは思うまい。客を言い訳に使うな。」
3. プロドライバーとしての資質への批判
一般ドライバー以上に安全意識が求められるタクシー運転手が起こした事件である点について、厳しい意見が見られます。
- 「人をはねた感触と縁石の感触の違いも分からないなら、二度とハンドルを握るべきではない。」
- 「タクシーは街中を走るプロ。ドライブレコーダーもあるはずなのに、バレないとでも思ったのか。」
- 「最近、タクシーの運転が荒いことが多い。業界全体で質の低下を危惧する。」
4. 厳罰化を求める声
死亡ひき逃げという重大な結果に対し、執行猶予のない実刑や免許の永久剥奪を求める声が多く挙がっています。
- 「『人とは思わなかった』と言えば罪が軽くなるという風潮をなくすべき。
これこそ危険運転致死傷罪を適用してほしい。」 - 「被害者や遺族の無念を考えれば、極刑でも足りないくらいだ。」
- 「一生免許を取れないように法改正してほしい。」
総括:
容疑者の「保身のための苦しい言い訳」に対する怒りで埋め尽くされています。
特に、「縁石だと思った」と主張しつつ「届け出の必要性を感じていた」という論理矛盾が、「嘘をついて罪から逃れようとしている」と捉えられ、炎上状態となっています。
本事件のまとめ
- 滋賀県大津市でタクシー運転手による死亡ひき逃げ事件が発生。
- 59歳の男が過失運転致死などの疑いで逮捕された。
- 容疑者は「人ではなく縁石だと思った」と容疑を一部否認。
- 逃走理由を「通報義務は分かっていたが、客を優先した」と供述。
- 「命より客」という矛盾した言い訳に、厳しい批判が集まっている。

今後の捜査の進展を見守りたいと思います。














