上谷沙弥のサイン会事件とは?犯人やその後の闇落ち理由を解説

上谷沙弥選手
上谷沙弥のサイン会事件とは?犯人やその後の闇落ち理由を解説

女子プロレス団体スターダムのトップレスラー、上谷沙弥選手が巻き込まれた「サイン会事件」をご存知でしょうか。

心ないファンによる誹謗中傷トラブルは、彼女のキャリアに大きな影を落としましたが、それを乗り越えて現在のブレイクへと繋がっています。

この記事では、事件の真相から衝撃のヒール転向、そしてバラエティ番組で見せる素顔までを詳しく解説します。

この記事を読むと以下のことがわかります。

この記事でわかること
  • 上谷沙弥選手を襲ったサイン会事件の全容と犯人とされる人物について
  • 事件がきっかけとなったヒールユニット「H.A.T.E.」への加入と闇堕ちの真相
  • 『ラヴィット!』などのテレビ番組で見せる「ポンコツ」キャラと人気の理由
  • 2025年現在の活動状況と、中野たむ選手との因縁の結末
目次

上谷沙弥のサイン会事件の全容と犯人についての真相

上谷沙弥選手
上谷沙弥選手

2024年6月に発生した「サイン会事件」は、上谷沙弥選手の心に深い傷を残した痛ましい出来事でした。

結論から言うと、この事件は特定のファンによる執拗な誹謗中傷が原因であり、上谷選手がサイン会を途中退席する事態にまで発展しました。

ファンとの交流の場であるはずのサイン会が、なぜこのような騒動になってしまったのでしょうか。

事件が起きた経緯と誹謗中傷の内容

事件が起きたのは、2024年6月30日のスターダム新宿大会終了後に行われたサイン会でのことです。

あるファンがポートレートを10枚購入して参加し、サインを書いている最中の上谷選手に対して、人格を否定するような暴言を浴びせ続けました。

上谷選手が、

そんなこと言わないで、泣きそうになるよ

と伝えても、その人物は止めるどころか

今日は泣かせに来たんだ

と発言したといいます。

この出来事の背景には、直前の大会で上谷選手が所属していたユニット「Queen’s Quest」が解散危機に陥り、上谷選手だけが残る形になったことへの不満があったと推測されています。

しかし、どのような理由があれ、選手個人の心を傷つける行為は決して許されるものではありません。

犯人の特定と運営側の対応

ネット上では、この行為を行った人物について「緑のパーカーを着ていた」などの目撃情報が飛び交いましたが、公式に個人名などが公表されることはありませんでした。

スターダムの岡田太郎社長は、事件直後に

「犯人捜しをするような行為は希望していない」

とコメントを発表しています。

これは、加害者を晒し上げることで新たなトラブルが生まれるのを防ぐとともに、何よりも上谷選手の心のケアを最優先に考えた結果でしょう。

運営側はその後、選手を守るための警備体制の強化や、ファンルールの見直しを進めることを約束しました。

犯人が特定され社会的制裁を受けることよりも、二度と同じような悲劇が起きない環境作りが重視されたのです。

本人の反応と心の傷

事件直後、上谷沙弥選手は自身のSNSで

「正直悲しかったし怖かったです。もうサイン会には出るつもりありません」

と、悲痛な胸の内を吐露しました。

ファンを大切にしてきた彼女にとって、直接言葉の暴力を受けたショックは計り知れないものだったはずです。

「泣かせに来た」という悪意ある言葉は、プロレスラーとして気丈に振る舞う彼女の心を深く抉りました。

この事件は単なるトラブルで終わらず、その後の彼女のプロレス人生やキャラクター像に大きな変化をもたらす転機となってしまったのです。

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サイン会事件が上谷沙弥のヒール転向に与えた影響

上谷沙弥選手
右:上谷沙弥選手

サイン会事件の約1ヶ月後、上谷沙弥選手は衝撃的な「ヒール転向」を果たし、ファンを驚かせました。

この変化は、事件によって傷ついた彼女が、自らを守るため、あるいは感情を爆発させるために選んだ「闇堕ち」だったと言われています。

かつての正統派アイドルレスラーから、狂気を孕んだ「極悪女王」への変貌は、皮肉にも彼女の魅力を新たな次元へと引き上げました。

「H.A.T.E.」加入と「闇堕ち」の背景

2024年7月28日の札幌大会で、上谷沙弥選手は突如としてヒールユニット「H.A.T.E.」に加入しました。

それまで所属していた「Queen’s Quest」の旗を自らへし折るような行動は、過去の自分との決別を意味していたのかもしれません。

サイン会事件で受けた心の傷や人間不信が、彼女をダークサイドへと突き動かしたと見るファンも多くいました。

しかし、この「闇堕ち」によって彼女は吹っ切れたような強さを手に入れ、リング上での存在感は以前にも増して圧倒的なものになりました。

ファイトスタイルの変化と赤いベルトへの道

ヒール転向後の上谷選手は、ファイトスタイルも大きく変化させました。

かつての華麗な飛び技に加え、凶器攻撃やラフファイトも辞さない冷徹さを身につけ、対戦相手を徹底的に痛めつけるスタイルへと変貌したのです。

この容赦ない強さは結果にも結びつき、彼女はスターダムの最高峰である「ワールド・オブ・スターダム王座(赤いベルト)」を再びその腰に巻くことになりました。

「令和の極悪女王」として君臨する姿は、かつて涙を流した弱い自分を完全に捨て去ったかのような迫力がありました。

中野たむとの因縁と敗者引退マッチ

ヒールとして頂点に立った上谷選手にとって、最大のドラマとなったのが、かつての師匠でありライバルでもある中野たむ選手との抗争です。

2025年4月27日、横浜アリーナで行われた「敗者引退マッチ」は、プロレス史に残る壮絶な一戦となりました。

互いのプロレス人生を懸けたこの試合で、上谷選手は勝利を収め、中野たむ選手を引退へと追い込みました。

試合後、涙ながらに中野選手と花道を歩く姿からは、ヒールという立場を超えた深い愛情と敬意が感じられ、多くのファンの涙を誘いました。

この勝利により、上谷沙弥選手は名実ともにスターダムの「絶対王者」としての地位を不動のものにしたのです。

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上谷沙弥がサイン会事件を乗り越えて掴んだ新たな人気

上谷沙弥選手
上谷沙弥選手

リング上では極悪非道なヒールを演じる上谷選手ですが、テレビ番組では全く異なる一面を見せて人気を博しています。

特に2025年7月からレギュラー出演しているTBS『ラヴィット!』での活躍は、彼女の新たなファン層を開拓するきっかけとなりました。

怖いプロレスラーというイメージを覆す「愛されキャラ」が、お茶の間に浸透し始めています。

『ラヴィット!』レギュラーで見せる「ポンコツ」な素顔

『ラヴィット!』の金曜シーズンレギュラーに就任した上谷選手ですが、番組内では予想外の「ポンコツ」ぶりを露呈しています。

生放送の緊張からかコメントを噛んでしまったり、ゲームのルールを理解していなかったりと、リング上のクールな姿からは想像もつかない天然な行動を連発しています。

また、罰ゲームの「ビリビリ椅子」を受けた際には、「きゃー!」と乙女のような悲鳴をあげて飛び上がるなど、リアクションの良さも話題となりました。

この等身大の姿が視聴者に安心感を与え、「沙弥様かわいい」「朝から癒される」といった好意的な声がSNSに溢れています。

ヒールと天然キャラのギャップ萌え

現在の彼女の最大の魅力は、リング上の「極悪女王」と、バラエティでの「天然ポンコツ」という凄まじいギャップにあります。

プロレスの試合では観客を震え上がらせるほどの殺気を見せながら、テレビでは無邪気な笑顔を見せる、この振り幅こそが彼女の真骨頂です。

サイン会事件という辛い過去を経験した彼女だからこそ、今こうして心から笑っている姿を見ると応援したくなるというファン心理もあるでしょう。

ヒールという鎧を纏いながらも、その中にある純粋で人間味あふれる素顔が、多くの人々を惹きつけてやまないのです。

アイドル時代から続く表現力の高さ

忘れてはならないのが、上谷選手がプロレスラーになる前はアイドルとして活動していたという事実です。

「アクトレスガールズ」や「バイトAKB」としての活動経験、そしてダンスパフォーマンスで培った表現力は、現在の活動の全ての土台となっています。

ヒールとしての悪役演技も、バラエティでのリアクションも、彼女の高い表現力があるからこそ成立していると言えます。

どんな役割も全力で演じ切るプロ意識の高さは、アイドル時代から一貫している彼女の強みであり、今後さらに芸能界で活躍していくための大きな武器になるはずです。

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まとめ:上谷沙弥のサイン会事件とは?犯人やその後の闇落ち理由を解説

上谷沙弥選手
上谷沙弥選手

上谷沙弥選手のサイン会事件は、決して許されることのない悲しい出来事でしたが、彼女はそれを強さに変えて見事に復活を遂げました。

記事のポイントをまとめます。

  • サイン会事件は2024年6月、心ないファンによる執拗な誹謗中傷が原因で発生した
  • 犯人は特定されていないが、運営は選手を守る体制を強化する方針を示した
  • 事件のショックは大きく、上谷選手は一時サイン会への参加を拒否するほど追い詰められた
  • この事件がきっかけの一つとなり、ヒールユニット「H.A.T.E.」への加入を決断した
  • ヒール転向後はファイトスタイルが激化し、より強力な王者として君臨している
  • 2025年4月には中野たむ選手との敗者引退マッチに勝利し、深い絆と強さを見せつけた
  • TBS『ラヴィット!』では「令和の極悪女王」として出演するも、天然キャラが露呈した
  • リング上の怖さとバラエティでの可愛らしさのギャップが新たな人気を呼んでいる
  • アイドル時代に培った表現力が、現在のヒール演技やタレント活動に活かされている
  • 辛い過去を乗り越えた上谷沙弥選手は、プロレス界と芸能界の両方で輝き続けている

上谷沙弥選手は、苦難を乗り越えるたびに強く、美しく進化し続けています。

これからも彼女の予測不能な活躍から目が離せません。

今後のご活躍を期待します。

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