【疑惑】新浪剛史は薬物ではめられた?クーデター説の真相とは

サントリーホールディングス(HD)の会長を電撃辞任した新浪剛史氏。

辞任の引き金となった薬物疑惑を巡り、一部で「クーデターではめられたのではないか」との噂が囁かれています。

本記事では、なぜこのような説が浮上したのか、その真相と関係者の見解を詳しく解説します。

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目次

新浪剛史の薬物疑惑で「はめられた」説が浮上した背景

今回の辞任劇について「はめられた」という見方、いわゆるクーデター説や陰謀論が浮上したのには、いくつかの理由があります。

特に、家宅捜索の結果が憶測を呼ぶ大きな要因となりました。

報道された「クーデター説」

辞任が発表された直後、一部メディアは「新浪氏本人が周囲に『クーデターにはめられた』と話している」と報じました。

プロ経営者として外部からサントリーのトップに就任し、剛腕を振るってきた新浪氏だけに、社内で反発があったのではないか、という見方からこの説は注目を集めました。

家宅捜索が「空振り」に終わった不自然さ

「はめられた」説が現実味を帯びた最大の理由は、福岡県警による家宅捜索が「空振り」に終わった点です。

  • 発端:

    捜査は、違法薬物の売人が逮捕された事件に端を発します。

    その売人の関係先として新浪氏の名前が浮上し、家宅捜索に至りました。
  • 結果:

    2025年8月22日、東京都内の新浪氏宅に家宅捜索が入りましたが、目的物である違法なサプリメントは発見されませんでした。

    また、当日の尿検査も陰性でした。

通常、警察がこれほどの大物経営者の自宅に踏み込む場合、確実な証拠を固めているはずです。

それにもかかわらず決定的な物証が出なかったことから、「誰かが事前に情報を察知し、違法なものを合法なものに“すり替え”たのではないか」という陰謀論がSNSを中心に急速に広がりました。

SNSで拡散された「すり替え説」

特にSNSで強い影響力を持つ実業家でインフルエンサーの〇〇氏は、「ガチのブツしか扱わない売人が、よりによって新浪さんに偽物(合法品)を渡すわけがない」と指摘。

この発言がきっかけとなり、「経済同友会代表幹事という要職にある新浪氏を逮捕するわけにはいかないという、政治的な力が働いたのではないか」といった憶測まで飛び交う事態となりました。

「はめられた」説に対するサントリーHDと新浪氏本人の見解

渦巻く憶測に対し、サントリーHDと新浪氏本人は公式の場で明確な見解を示しています。

結論から言うと、両者ともに「クーデター説」を完全に否定しています。

サントリー鳥井社長は「クーデター説」を完全否定

サントリーHD鳥井信宏社長

サントリーHDの鳥井信宏社長は、9月2日の記者会見で、記者から「新浪氏が『クーデターではめられた』と発言していたという話があるが」と問われると、次のように答えて噂を一蹴しました。

「はめられるなら社長やと思いますんで。ないと思います」

この発言は、社内対立によるものではなく、あくまで会社のガバナンス上の判断であったことを強く示唆しています。

新浪氏自身も会見で否定

また、新浪氏本人も9月3日の記者会見で「クーデターにはめられたとの発言報道があるが」との質問に対し、明確に否定しています。

「全くそんな発言もしていないし、そうも思っていない。

サントリーが発展することを願っております」

当事者である両者が公式に否定したことで、社内抗争による「クーデター説」の信憑性は低いものと見られています。

なぜ捜査段階で辞任に至ったのか

ではなぜ、潔白を主張しているにもかかわらず、捜査の段階で辞任に至ったのでしょうか。

その背景には、サントリーHD側の厳しい姿勢がありました。

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立場辞任に対する考え方
サントリーHD健康食品やサプリメントを扱う企業のトップとして、違法性の有無にかかわらず、薬物に関する疑義が生じること自体が「代表取締役会長として求められる資質を欠く」と判断。

捜査結果を待たずに辞任を求めた。
新浪剛史氏「法を犯しておらず潔白だ」と主張。

しかし、「大好きなサントリーに絶対迷惑をかけてはいけない」との思いから、会社の判断を受け入れ、自ら辞任する道を選んだ。

サントリーHDは、企業のブランドイメージと信頼性を最優先し、トップとしての資質を厳しく問うた形です。

一方、新浪氏は潔白を訴えつつも、最終的には会社への配慮から辞任を受け入れたという経緯が明らかになっています。

まとめ:新浪剛史は薬物ではめられた?

新浪剛史氏の薬物疑惑と辞任を巡る「はめられた」という説について、その背景と真相を解説しました。

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 新浪氏が「クーデターではめられた」と話しているとの一部報道から、社内対立を訝る(いぶかる)声が上がりました。
  • 家宅捜索で違法薬物が見つからなかったことが、「誰かが事前にすり替えたのでは」という陰謀論を加速させました。
  • サントリーHDの鳥井社長は記者会見で「はめられるなら社長やと(思う)」と述べ、クーデター説を明確に否定しています。
  • 新浪氏本人も記者会見で「クーデターだとは思っていない」と述べ、噂を公式に否定しました。
  • 辞任は、企業の信頼性を最優先するサントリーHDの厳しい判断と、それを受け入れた新浪氏本人の意向によるものです。

いずれにせよ今後の捜査を見守りたいと思います。

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