
「ぶつかった認識はない」と供述する一方で、現場には衝撃の大きさを物語るドアミラーが残されていました。
三重県松阪市で自転車の女性が重傷を負ったひき逃げ事件で、61歳の女が逮捕。
矛盾する供述の行方と、今後想定される罪の重さについてまとめました。
目次
事件の概要

- 三重県松阪市で重傷ひき逃げ事件が発生。
- 明和町の清掃作業員、城山百合容疑者(61)を逮捕。
- 11月24日午後2時半頃、軽乗用車で自転車をはねて逃走した疑い。
- 被害者は86歳の女性で、頭を強く打つなどの重傷(命に別状なし)。
- 現場は信号のない交差点。
- 現場にドアミラーの一部が落ちていたことが特定につながった。(下記画像参照)
- 警察が明和町内の駐車場で破損した車を発見。
- 容疑者は「人や自転車にぶつかった認識はない」と否認。

容疑の認否
城山容疑者は、容疑を否認しています。
事故現場
〒515-0128 三重県松阪市魚見町

魚見町の特徴は以下になります。
- 松阪市の北東部に位置し、容疑者の住む「明和町」と隣接する地域。
- 一級河川「櫛田川(くしだがわ)」の近くで、平坦な地形が広がっている。
- 住宅地と田畑が混在しており、比較的見通しが良い場所が多い。
- 地元住民の生活道路として使われる県道が通っている。
- 信号のない交差点も点在しており、抜け道として利用されることもある。
本事件で想定される刑罰・量刑

三重県松阪市で発生した、61歳の女による自転車への重傷ひき逃げ事件について、法的観点から想定される罪名と量刑を解説します。
この事件の最大の焦点は、
「人や自転車にぶつかった認識はない」という容疑者の否認
が認められるかどうかです。
これによって罪の重さが大きく変わります。
1. 想定される罪名と法定刑
警察は現在、以下の2つの罪で捜査を進めています。
- 過失運転致傷罪(自動車運転処罰法)
- 概要: 不注意で事故を起こし、相手に怪我を負わせた罪。
- 法定刑: 7年以下の懲役・禁錮または100万円以下の罰金。
- 救護義務違反(道路交通法違反=ひき逃げ)
- 概要: 事故後、負傷者を救護せずに現場を立ち去った罪。
- 法定刑: 10年以下の懲役または100万円以下の罰金。
これらが併合されると、懲役刑の上限は15年に引き上げられます。
2. 今回の争点:容疑者の「否認」の影響
容疑者は「ぶつかった認識がない」と供述しています。
これが裁判でどう判断されるかが重要です。
- 「認識あり」と認定された場合(ひき逃げ成立):
- 現場に「ドアミラー」が落ちている点や、相手が「重傷(骨折など)」を負うほどの衝撃があったことから、検察側は「気づかなかったはずがない」と主張し、ひき逃げ(故意犯)として起訴する可能性が高いです。
- 否認を続けると「反省がない」とみなされ、量刑が重くなります。
- 「認識なし」と認められた場合(ひき逃げ不成立):
- 本当に気づかなかったと立証されれば、ひき逃げの罪(故意)は問えず、「過失運転致傷罪」のみとなります。
この場合、刑はかなり軽くなります。
- 本当に気づかなかったと立証されれば、ひき逃げの罪(故意)は問えず、「過失運転致傷罪」のみとなります。
3. 予想される量刑相場
客観的証拠(ミラーの脱落など)から、実務上は「ひき逃げ」が認定される可能性が高いと考えられます。
その前提での量刑予想です。
- 刑の重さ:
- 懲役1年6ヶ月〜2年程度(求刑)
- 実刑か執行猶予か:
- 執行猶予が付く可能性が高いです(例:懲役2年・執行猶予4年など)。
- 理由: 被害者が死亡しておらず(重傷)、容疑者に前科がなければ、初犯でいきなり実刑になるケースは少ないからです。
また、盗難車ではないため任意保険が使える可能性が高く、金銭的な賠償(示談)が見込めることも、執行猶予の判断に有利に働きます。
本事件で想定される刑罰・量刑のまとめ
- 争点:
「気づかなかった」という弁解が通用するかどうか。
ドアミラーが脱落するほどの衝撃であれば、通用しない可能性が高いです。 - 見通し:
裁判では有罪判決(執行猶予付きの懲役刑)となる公算が高いです。 - 社会的制裁:
刑事罰に加え、運転免許の取り消し(欠格期間数年)という重い行政処分が下されます。
城山百合容疑者の勤務先
城山容疑者は清掃作業員ですが、勤務先までは特定されておりません。
城山百合容疑者の自宅住所
三重県多気郡明和町
城山百合容疑者の家族構成
61歳という年齢から
- 結婚していて、夫や子供、孫がいる
- あるいは独身で一人住まい
- または年老いた両親と同居している
などが考えられます。
城山百合容疑者のプロフィール・学歴
現時点では不明です。
今後の捜査の進展や裁判で明らかになると思われます。
詳細判明次第、追記いたします。
城山百合容疑者のSNS
- Instagram:
同姓同名のアカウントはありませんでした。 - X:
同姓同名のアカウントはありませんでした。 - facebook:
複数の同姓同名のアカウントがありました。
現時点では特定できておりません。
仮名で登録されている可能性もあります。
あるいは、SNSを活用していないことも想定されます。
SNSの声

本事件に関して、SNSに寄せられた声をまとめました。
コメント欄の主な論点要約
- 「気づかないわけがない」という総ツッコミ
- 「ドアミラーがもげるほどの衝撃と音がして、気づかないはずがない」
「嘘をついて罪から逃れようとしているのが見苦しい」
という、容疑者の供述に対する厳しい批判が最も多くなります。
- 「ドアミラーがもげるほどの衝撃と音がして、気づかないはずがない」
- 「逃げなければただの事故だったのに」という指摘
- その場で救護していれば(過失運転致傷で済み)、逮捕まではされなかったかもしれないのに、逃げたことで自ら人生を棒に振ったという、ひき逃げの愚かさを指摘する声。
- 「本当に気づいてないなら、もっと危険」という意見
- もし百歩譲って本当にその衝撃に気づかなかったのであれば、「運転適性が全くない」「感覚が鈍っているなら免許を返納すべき」という、ドライバーとしての資質を問う意見。
- 被害者(86歳)への気遣い
- 高齢で頭を打っているため、予後を心配する声や、回復を祈るコメント。
本事件のまとめ
- 三重県松阪市で重傷ひき逃げ事件が発生した。
- 2025年11月24日午後2時半頃の出来事である。
- 現場は松阪市魚見町の信号のない交差点だった。
- 被害者は自転車に乗っていた86歳の女性である。
- 女性は頭を強く打つなどの重傷を負った。
- 容疑者は明和町の清掃員、城山百合(61)である。
- 現場に車のドアミラーが落ちていたことが特定に繋がった。
- 警察が明和町内の駐車場で破損した車を発見し逮捕した。
- 容疑者は「人や自転車にぶつかった認識はない」と否認している。
- 警察は当時の状況について詳しく捜査している。

今後の捜査の進展を見守りたいと思います。
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